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気仙沼湾一望 新鮮な海の幸を頂く宿【気仙沼プラザホテル】のお知らせ・ブログ
その時!気仙沼の歴史が動いた!
更新 : 2017/3/29 23:11
今日は気仙沼にとって、とてもスゴイ事が起きた一日でした。
50年来の悲願である、気仙沼と大島を結ぶ橋が架かったのです!!
本来であれば3月26日の予定でしたが、天候の都合により本日となりました。
昨夜、組み立て現場(商港岸壁)に到着したのが深夜12時過ぎ頃。
この時点では、まだ吊り上げの準備中でした。
ガンバッテくれ!深田サルベージ建設!!
空が明るくなり、そろそろ日の出の時間も近づいたころ。
橋を吊り上げるサルベージ船のワイヤーが、ピンッ!と張りました!!
最初は静かに静かに。。そっとそっと。。
20分くらいかかったでしょうか。
見事、この228m・2700トンのアーチ橋を吊り上げました!!
しかし、まだまだ。
ここからは、仮設現場まで移動である。
もちろんこの間、気仙沼湾を行き来する船は全て航行ストップです。
そして仮設現場到着。
ゆっくり時間をかけて、慎重に慎重に降ろしていきます。
本当にピタッとハマルのか??
「あ〜〜〜。ちょっと短かった〜〜〜」なんてならないのか??
ド素人のわたしには心配で心配でたまりません。
そっと。。そっと。。ゆっくり。。ゆっくり。。
恐いぐらいスゴイ迫力。。。
ガシャーン!!
お見事!!!!
2017年3月27日 AM9:45。
50年来の悲願であった、
気仙沼と大島が繋がりました!!
わたしも実は大島在住ですが、まさか本当に橋が架かるなんて!
ホント、夢みたいです。
そして、午後からは乗船見学会もありましたので、参加してきました。
船から眺める大島架橋も、これまた格別!
この架橋は、開通まで約2年かかります。
これを眺めながら待つ2年ももどかしいですが、一日でも早い開通を望みます!
完成すれば、橋長356m、アーチ支間長297m(全国3位、東日本最大)になります。
ぜひぜひ、一度はこの橋を渡りに来てほしいものです。
しかしながら、橋がかかっただけではいけませんね。
ここから私たちが、どうしていくのか。
気仙沼に住む大人として、観光従事者として、この橋を活かしつつどういった取り組みや事業をしていくのか。
開通までのこの2年で真剣に考えなければいけません。
本当の勝負は、これからなのです。
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