神倉神社のゴトビキ岩(新宮市):南紀熊野ジオパーク
更新 : 2015/1/21 20:44
休暇村から車で25分にある新宮市に神倉神社(かみくらじんじゃ)があり、御神体のゴトビキ岩は古来より熊野の人々に祭られています。ゴトビキとは新宮地方の方言で、ヒキガエルを意味しています。ヒキガエルの形をした岩は、神倉山の高さ100メートルの所にあり、私が初めて目にしたときは「人がこの場所に運ぶことができないな。。。もしかしたら神様がおいたのかな?」と、自然の不思議さを感じました。ゴトビキ岩は、およそ1,500年前の火山活動で出来た岩が外側から風化して丸くなったと云われています。
※毎年2月6日に1400年の歴史がある火祭り【御燈祭(おとうまつり)】が行われ、夜に白装束の男性が松明をもって一斉に神倉神社の538段ある石段の頂上から駆け降りる例祭が行われます。