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うなぎは不思議な生物
更新 : 2016/9/30 5:31
うなぎはかなりひょうきんな生き物だと思います。
上の写真がどうなっているかわかりますでしょうか。たまたまうなぎがたくさん絡まっているのではなくて、うなぎは自分から隅の方に縛られに行くのが好きなようです。うなぎ自身はぬとぬとしてますから、うなぎ同士すべって自然にほどけてしまうのですが、またあわててわざと絡まりに行きます。また、上からぶらーーんと垂れ下がっているものもいます。実はうなぎはこのぶらさがっている状態が一番幸せなようで、ただひたすら幸せな顔をしてぶらぶら垂れています。
かとおもえば、水流で遊ぶかのように無心に泳いでいる若い個体もいます。まるで蛇のようです。日本と違ってアメリカ人はうなぎをほとんど食べないそうなのですが、その理由が「蛇みたいだから」なんですって。なのにアメリカうなぎも絶滅の危機に瀕しているのは、日本に売るために獲り尽くしてしまったから、だそうです。
うなぎはハモと同じ仲間なので、獰猛なやつはとても獰猛だそうです。(個体差が大きい) ただ、とても偏食だそうで、カニを食べるものはカニばかり、虫を食べるものは虫ばかりを食べるそうです。だから個体ごとに(食べるものに応じて)顔つきがかなり違うのです。また、1年目のうなぎと2年目のうなぎも明確に顔が違います。中学校の理科年表によるとウナギの寿命は88年だそうです。また、妙に臆病なやつと好奇心旺盛なやつがいて、人が顔を近づけると慌てふためいてガラスにぶつかりまくる者と、じっと見つめ返してくる者がいます。
ほんと、うなぎって愛でて良し、食べて良しの可愛い生き物ですね。みんながもっとうなぎを飼えばよいのに、と思います。(ただし鰻は脱走の名人だそうです)
大きな水槽にいる「オオウナギ」がでろーーんとお腹をみせてひっくりかえっているので「大丈夫かっ」と心配になっていたのですが、しばらく経つと起き上がって楽しそうな顔をしていました。こいつも遊んでいたみたいです。しばらくたって見に行くと、また死んだふりをしていました。
せっかく浜松にいるのですから、ウナギについてもっと詳しくなりたいですね。
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