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皆生松月のお知らせ・ブログ
出雲大社御本殿 大屋根特別参観
更新 : 2009/7/18 9:39
60年に一度の大遷宮
本年より『平成の大遷宮』に向けた御修造が本格的に始まり、御本殿大屋根の檜皮撤去作業に入ります。
御本殿大屋根の面積は約180坪。軒先の檜皮は厚さ約1メートルにも及び、この大屋根には約64万枚という膨大な量の檜皮をもって葺き替えを行います。檜皮は伝統的木造建築の最高の屋根材として、古来より社寺をはじめとする重要な建物に用いられてきました。
一般的には2尺5寸(約75cm)の長さの檜皮を用いますが、出雲大社では3尺5寸(約105cm)・4尺(約120cm)という長い檜皮も使用しています。これほど長大な檜皮を用いる建物は全国でも他に無く、どのような葺き方がなされているのか、専門家の注目を集めています。また、遷宮は檜皮を採取する職人や採取した檜皮を拵える職人、屋根を葺く職人など、伝統的建築文化に関る職人の後継者の育成や、檜皮を育てる自然環境・文化的環境を整えていく面においても重要な役割を果たしています。
今回の特別拝観は、御修造前で檜皮の解体が行われる前の御本殿大屋根を間近でご拝観戴ける機会ですので、下記の特別拝観の詳細をよくお読みになりご拝観下さい。
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