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源泉かけ流しの宿 湯村ホテルのお知らせ・ブログ
カワニナ大放流
更新 : 2013/5/4 10:54
ホタルが住むにはいろいろ条件がございますが、まずもって必要なのは
やっぱりごはん
ホタルの成虫は、ごはんは食べずに「水だけ飲んでる」と言われております。
でも、幼虫はやっぱり成長するため、ごはんを食べます。
さて、ホタルの幼虫のごはんが何かというと、ご覧のような巻き貝で「カワニナ」と呼ばれています。
正確にいうとゲンジボタルの幼虫がカワニナ、ヘイケボタルはタニシを食べます。
で、カワニナによく似たたつで、ミヤイリガイというのがいますが、これはもっと小さいです。
コモチカワツボというのは、外来種でカワニナのような殻に筋が入っていなくて、つるつるです。
へんなサイトでカワニナを買うと、こっちの偽物が送られてくるそうです。
そんなこんなで、まずはカワニナが水路で増えるかどうかを実験。
雌雄同体ですので、増える環境ならジャンジャン増えます。
でも、カワニナの餌になる水藻などが、あまりなければカワニナも育ちません。
こればかりは試してみないと判らないので、2kg程カワニナを放流し1年様子を観てみます。
冬の食糧事情が悪い季節を乗り越える事が出来るなら、いずれはホタルの幼虫を水路に放流すれば、もしかすると湯村ホテルの裏の水路で、ホタルが舞う姿を観る事が出来るかもしれません。
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