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プロ野球『オープン戦』と『練習試合』どこが違うの?
更新 : 2019/2/24 11:00
2/24(日)はホークス対バファローズの「オープン戦」
2/26(火)〜3/3(日)は練習試合の「球春みやざきベースボールゲームズ」
「いったい、どこが違うの?」にお答えします!
オープン戦はNPBが定めた日程で日本プロ野球団の12チームが対戦。チケットを販売し、興行として行う。一方の練習試合は球団間で話し合って日程やルールなどを決める、観戦にチケット料金は発生せずNPBの管轄でもない。
オープン戦は公式戦とほぼ同様のルールで試合が行われ、公式記録員もおり記録が残る。
練習試合はチーム同士でルールを決めることができるため、1度交代した選手がまた出場することもある。打者が10人いるケースも両軍が同意していればOK。日本でキャンプを張る海外プロチームとの練習試合を組むこともできる。
以上がそれぞれの違いだが、練習試合は「戦略上の問題」もクリアできるため、各球団にとっては非常に助かる調整の場でもある。
3月にはほぼ毎日のようにオープン戦が組まれる。開幕まで1か月を切り、各チームとも誰を1軍に残すのかなど、選手の振り分けの時期に入る。大変なのは登板機会が限られる投手陣たちで、開幕ローテーションを任される投手は3月末の開幕に合わせて、中5日や中6日など登板日を逆算するケースもある。各チームのエースは開幕投手を目指しているため、登板が雨で流れないようにドーム球場で投げられるように登板日を準備されていることがほとんど。そのため、オープン戦の大半は先発ローテ投手たちが先発することになる。
ここで練習試合の存在が効果的となる。その理由のひとつは、先発ローテ入りの当落線上の投手を練習試合で先発させて、適応能力を見るということがある。オープン戦では先発投手が決まってきてしまうことが多いため、こういう練習試合で若手などにチャンスを与え判断材料とすることが出来る。
また、平日など興行として成り立たない時期にはオープン戦が組まれず1週間試合がないケースもある。先発ローテ投手が、登板から逆算した日に試合がなければ調整に支障をきたすこともある。そこで練習試合があれば、登板間隔を維持し自分の登板をコンディションの良い状態で迎えられるというメリットもある。それらのことを踏まえると、オープン戦だけでなく、練習試合を有効に使って調整することが、開幕で好スタートを切るポイントとなってくる。
最初の写真は2/24(日)のオープン戦のチラシ。
この写真は2/26(火)〜3/3(日)に宮崎市で組まれる練習試合
「球春みやざきベースボールゲームズ」
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