宿番号:346485

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    能古島おさよ伝説

    更新 : 2014/6/25 1:32

    おはようございます!こんにちは!こんばんは!
    フロントスタッフのMでございます。

    さて、Mはボランティアで福岡の観光ガイドをしておりまして、先日は能古島に行ってまいりました。

    江戸時代の能古島に、「おさよ」という庄屋の娘がいました。
    そのおさよが、ある春の夕方に砂浜に打ち上げられた青年を見つけます。その青年は船乗りで、難破して島に流れ着いたのでした。
    青年を屋敷に連れ帰って手厚い看病を行い、青年は元通りに回復しました。
    元気になった青年は島で働きはじめ、自然の成り行きか二人の間に恋が芽生え、将来を誓い合う関係になりました。
    しかし、庄屋は猛反対。それは他国者と結婚するのは御法度だからで、どうしても一緒になりたいのなら島から追放するとまで言いました。
    ですが二人の意思は固く、おさよと青年は島を出て、博多に移り住みます。
    何年かが過ぎて庄屋が亡くなった頃、おさよは眼病を患ってしまいました。青年は必死の看病をしますが、おさよはついに全盲になってしまいます。
    そんなおさよは青年に、
    「お願いですから、能古島に連れて行ってください」
    と、頼みます。
    しかし、青年は亡くなったとはいえ恩人である庄屋との約束は守りたいと承知しませんでした。すると、
    「せめて象瀬(能古島の近くにある小島)にでも」
    と、懇願するので青年は断れずに承知しました。

    翌日、二人は象瀬に渡り楽しいひと時を過ごします。そして夕方、いざ帰ろうとすると、おさよが
    「どうか一人で帰って下さい」
    と、言いますが、青年は当然拒みます。
    青年は必死に帰る事を促しますが、おさよは頑として動きません。青年はついに黙り、おさよの髪を撫でて手を握り、別れを告げました。
    二日後、能古島の島民が亡くなっているおさよを発見します。
    島民による弔いも済んだ頃、象瀬から女が啜り泣く声が聞こえるようになりました。夜の静寂に聞こえるその声を、島民はおさよの声だと語り合い、
    「阿波の鳴門か お関の瀬戸か 能古のさよ島 恐ろしや」
    と歌い、また青年をそれ以降に見た者はいないそうです。

    この話は、能古島に残る伝説です今でも也良崎や象瀬周辺でおさよの泣き声が聞けるそうです。

    能古島へは当ホテルから1時間もかからずに行ける事が出来ます。
    四季折々のお花も綺麗ですので、おさよの泣き声を聴きにいかがでしょうか(笑)

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