宿番号:346485
NHK大河ドラマ特別展 軍師官兵衛!
更新 : 2014/8/18 6:47
おはようございます!こんにちは!こんばんは!
フロントスタッフのMでございます。
気がつけばお盆が過ぎてしまいました。福岡は雨が続き、イマイチ夏らしい陽気ではありませんが、これも農作物にとっては慈雨になるだろうと、田舎に帰った折に田園風景を見て思いました。
さてMは、このお盆に福岡市博物館で開催されている「NHK大河ドラマ特別展 軍師官兵衛」を見てまいりました!
この企画は福岡市博物館が所蔵する黒田家資料に加え、全国に散らばる官兵衛ゆかりの遺品を一堂に集め、官兵衛59年の生涯をたどるというもの。お盆シーズンと大河効果で大変な人出でした。
重要な展示はといいますと、黒田家・福岡藩が大好きなMでも見た事が無い名品珍品が目白押し!特に眼福だったのが、黒田家秘蔵の名刀「岩切海部」と貝原益軒が執筆した「黒田家譜」。そして普段は見られない「日本号」の裏側!
いつもは常設展示されている日本号。今回の特別展では、その裏側が見られるのです!!
と、その前に日本号の説明を。
日本号とは、天下三名槍と呼ばれた槍の1つです。この日本号には有名な逸話があります。
この日本号は、元々豊臣秀吉の子飼いの家臣である福島正則の持ち物でした。正則は、この槍を秀吉から下賜されたという経緯もあり、大変大切にしていました。
そんなある日、正則の屋敷に黒田家の家臣・母里但馬(太兵衛)が訪れます。既に酔っ払っていた正則は、意気揚々「飲み干せば何でも褒美を取らす」と但馬に言いました。すると但馬は大盃に注がれた酒を見事に何杯も飲み干し、約束通り褒美に正則自慢の日本号を貰い受けたそうです(一方の正則は後日大変悔やんだといいます)。
この逸話は「黒田節」のモデルになり、今でも福岡で語り継がれております。大河ドラマでもあるはずですよ!
……前置きは長くなりましたが、この日本号の裏側に何があるのか?
それは、「傷」です。
日本号槍身の裏側には、刀を受けた際に付いたであろう刃傷があるのです。これは、この槍が合戦に用いられた証拠でもあり、滅多に見る事が出来ないものです。一騎当千の驍勇を誇る母里但馬が使ったのでしょうか?
さて大河ドラマ「軍師官兵衛」はいよいよ九州上陸です!「NHK大河ドラマ特別展 軍師官兵衛」は9月21日(日)まで開催予定。大河を見て吹く福岡市博物館へ行きましょう!!
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