宿番号:346485
今村カトリック教会堂
更新 : 2014/9/27 19:17
おはようございます!こんにちは!こんばんは!フロントスタッフのMでございます。
前回は久留米のグルメをご紹介致しましたが、今回は同じ筑後地方にある、マル秘の穴場スポットをご紹介致します。
それは、福岡県三井郡大刀洗町にある今村教会堂です。
写真を見ればお判りでしょうが、重厚な造りですね。
製作者は、カトリックの教会建築で多大な功績を残された鉄川与助。彼の作品の中でも最大かつ代表作。明治45年に着工し、大正2年に完成。赤煉瓦の教会は、福岡県指定有形文化財に指定されています。
この教会には、キリシタンに纏わるこんな歴史があります。
同地区はかつてキリシタン大名であった毛利秀包が領し、その関係から禁教令以後も、この地区には隠れキリシタンがひっそりと生活していました。
幕末も終盤を迎えた慶応3年、プティジャン神父とその信徒たちにより今村のキリシタンが「発見」されます。その時には200戸ほど(今村に100戸ほど、周辺に100戸ほど)のキリシタンが潜伏して生活していたとされ、発見後も明治6年の禁教令解除までは、ひっそりと信仰を守ったと伝えられています。
この地域はだだっ広い筑後平野で、このような平野部でのキリシタン発見は極めて稀なことであり、福岡県内で隠れキリシタンがいるのは今現在ここだけどされています。
福岡では中々見られない建築物です!
Mはそうした歴史を学んだ上で訪問したので、感慨深く写真を撮りまくってしまいました(笑)
撮影禁止ではありますが、外観のみならず内部も荘厳で立派なものでしたよ(*´ω`*)
◆今村教会堂
西鉄大牟田線端間駅より本郷行きバス上高橋下車徒歩8分
鉄電車甘木線大堰駅より徒歩またはタクシー
関連する周辺観光情報
他のホテルを探す場合はこちら
ビジネスホテルを探す
エリアからホテルを探す