ＴＫＰサンライフホテルのお知らせ・ブログ

おはようございます！こんにちは！こんばんは！
フロントスタッフのＭでございます。
12月も中旬になりました。「光陰矢の如し」とは言い得て妙と申しますか、あっという間に2014年も残り僅かとなりました。
Ｍは今年こそ早く準備をと、年賀状に取り掛かったわけですが、そこは師走。バタバタと私事が立て込み、まともな時間を取る事が出来ません（汗）

さて、今回は前回に続き博多千年煌夜の第３段！｢本岳寺｣をご紹介します。

本岳寺は日蓮宗であり、その創建は明応五年（１４９６年）となっています。
しかし、それより以前に本岳寺は「本覚寺」という名で存在し、聖福寺の末寺に属する禅宗の寺院でした。
ん？？
なぜ禅宗から日蓮宗になったのか？そこには面白い逸話があります。

その昔、本覚寺の住持に西昌という、囲碁がとても強い僧侶がいました。
その評判を聞きつけた法華宗の日因上人が、京都から博多に赴き、囲碁対決を申し込みました。
この勝負に賭けたもの。
そう、もうお分かりですよね？

お寺です(｀･д･´)

結果は、見事日因上人が勝利。
約束通り西昌より寺院を譲り受けた日因上人は、山号を住持の名を残して「西昌山」と称し、本覚寺を「本岳寺」に変えて現在に至ります。
ちなみにこの日因上人、のちに織田信長から碁の名人称を与えられた日蓮宗の本因坊算砂に継がるらしいです。

お坊さんが賭け碁なんて、豪気ですよね！まさに、善くも悪くもＴＨＥ博多(笑)

そんな本岳寺では、立派な本堂を見る事が出来ました。

個人的にも、日蓮宗の寺院は見学する機会が無かったもので、大変興味深かったです！

住所：福岡市博多区上呉服町14-21

次回は、軍師官兵衛でにわかに注目の「円覚寺」をご紹介します！