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  • 福岡「天神」の由来になった神社、水鏡天満宮

    更新 : 2024/10/10 15:11

    皆様こんにちは、西鉄イン天神です。
    さて九州一の繁華街「天神」、なんで“てんじん”っていうのか、かねてから疑問に思っていました。なんと歴史上超有名な、受験生にも大人気のあの人物に由来していたのです!(゚Д゚)

    学問の神様として多くの人々に崇められる「菅原道真公」は遥かむかしの平安時代、藤原時平による策略と伝わる「昌泰の変」により、京の都の右大臣という非常に高い地位から、遠く離れた九州・大宰府の大宰権帥という位に左遷された話はあまりにも有名ですね。


    京から九州に長旅の末到着した道真は、水面に映った自分の憔悴した顔を見て、嘆き悲しんだという話が残っています。
    この道真が水面を見て悲しんだ場所は、庄村(現:福岡市中央区今泉)と伝わっており、ここに社殿が建てられ水鏡天神”と呼ばれました。
    それから時は流れ江戸時代、黒田の殿さま(福岡藩初代藩主:黒田長政)により水鏡天神は、福岡城の鬼門にあたる現在の場所(現:福岡市中央区天神1丁目)に移され、「水鏡天満宮」として現在に至ります。
    道真公は天神さま“とも呼ばれ、この水鏡天満宮が移されたことに由来して一帯が、福岡市中央区「 天神 」という地名になったのでした。


    その当時は左遷され、そこからわずか2年でこの世を去ったといわれる道真公ですが、今や学問の神様として絶大な人気を誇るだけでなく、日本有数の大都市の地名にもなり、令和の時代となった今でも多くの人々に愛される道真公に、私は深い切なさと歴史の壮大さをも感じたのでした。


    さて現在、天神地区では通称「天神ビッグバン」という再開発事業が進められています。
    この天神ビッグバンに伴い、水鏡天満宮は少しだけお引越しの予定です。

    最初に社殿が建てられたのは川沿いでした。
    福岡城の鬼門という方角は変わらず、少し移動して再び川沿いへ再配置される再開発の概要案が発表されているのです。

    現在の水鏡天満宮の姿を見られるのは長くないのかもしれません。
    そして今後、新・旧の姿を見られるチャンスかもしれません。
    福岡へお越しの際は足を運んでみてはいかがでしょうか。

    畏敬の念をいだきました。心を込めて参拝しました。

    神秘的な光景が広がっています。コイも可愛かったです。

    天神のど真ん中にありますが、一歩入ると静かで凛とした空気が流れていました。

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