今日は【エギーユ・デラーズ忌日(U.C.0083)】(機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)です。

ジオン公国軍大佐(U.C.0079)、後に中将(U.C.0083)。スキンヘッドと髭面が特徴。常に冷静沈着で、軍人の枠を超えた戦略眼をもっていた。いわゆるギレン派であり、一年戦争中での所属は不明。乗艦はグワジン級戦艦グワデン。ギレンの信奉者であり、彼の胸像を艦内に配置している。また、目的のためにはコロニー落としなどの大量破壊も厭わないあたりにも、その影響が窺える。

一年戦争後、「茨の園」を潜伏拠点として「デラーズ・フリート」を結成。「連邦による地球圏の主権掌握の阻止」という大義を掲げ、連邦に一矢報いようとするアナベル・ガトーら若き将兵達を率いてジオンの旗の下、連邦軍と戦った。

性格はややロマンティストな面があり、ガトーとのやり取りや、「茨の園」、「星の屑」といったネーミングにその性格が現れている。なお、本来ザビ家の崇拝者・ジオニズム原理主義者であるべきデラーズは、なぜか「デラーズ・フリートとスペースノイド」の名において決起演説を行い、アクシズのようにジオンの名で決起することはなかった。これはあくまで星の屑作戦はデラーズ個人の意思であると主張し、ジオン及びにアクシズへの連邦の積極的介入を避けたためと推測される。

ア・バオア・クー防衛戦においては麾下艦隊を率いていたが、防戦中にギレン戦死の報を聞き、彼の死がキシリアによる暗殺とすぐに看破。麾下艦隊を率いてSフィールドより戦場を離脱した。

カラマポイントでの協議において、連邦への服属を拒否する旧ジオン公国軍の大半がアクシズ行きを選ぶ中、抵抗継続を望む者達を率いて地球圏に残留。デラーズ自身は協議の前から潜伏拠点「茨の園」の建設に着手しており、早期に地球圏残留の意志を固めていたようである。

U.S.0081年8月15日ジオン公国国慶節を以ってゲリラ活動を開始、以後デラーズ・フリートを名乗り、地球圏において地球連邦に対するゲリラ戦の指揮を執った。同志の潜伏や補給等の面では、サイド6政府関係者やアナハイム・エレクトロニクス社に代表される月面企業連合体との非公然の協力関係にあった。