今日は【「リアル鬼ごっこ」開始(3000年)】(小説『リアル鬼ごっこ』)です。

『リアル鬼ごっこ』は、山田悠介のデビュー作であるホラー小説のタイトルである。これを原作とした漫画、映画、ゲームも同タイトルとなっている。

小説版は2001(平成13)年に文芸社から自費出版本として刊行され、発行部数100万部を超える話題作となった。2004(平成16)年に幻冬舎文庫の文庫版(改訂版)、幻冬舎コミックスの漫画版が刊行されている。2008(平成20)年に映画版『リアル鬼ごっこ』、2010(平成22)年に映画版『リアル鬼ごっこ2』が上映されている。

「リアル鬼ごっこ」のゲーム内容
・王国の中に住んでいる「佐藤」(501万3223人)は、100万人の鬼から追いかけられる。
・この時、王国側の鬼に捕まった「佐藤」は処刑されることになっている。
・７日間のゲームを無事にクリアした「佐藤」は、王様の手によって夢を叶えてもらえる。
・鬼ごっこの最中、「佐藤」は走って逃げることだけを許されている。
・この「リアル鬼ごっこ」の行われている時間帯は国内にある全ての道路で車両の通行を禁止している。

ルール違反に関する規約
・ゲーム期間中は「鬼ごっこを終わらせる行為」(改姓、海外渡航等)を禁止している。
・「佐藤」の苗字を持っている人間以外は、鬼ごっこの手助けをしてはならない。
・ルール違反をした者は厳罰に処されることになっている。

西暦3000年。ある島国の王様は、全国の佐藤を捕まえて処刑する『リアル鬼ごっこ』の計画を発表した。 大学生の佐藤翼(主人公)は新聞を読んでいる最中、『リアル鬼ごっこ』のニュースを知った。 横浜市在住の佐藤翼と大阪在住の妹・佐藤愛の二人は、ゲーム終了まで生き残ることができるのか？