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SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE ホテルシーモアのお知らせ・ブログ
2月6日、今日は【抹茶の日】
更新 : 2011/2/22 7:43
今日は【抹茶の日】です。
由来は、茶道で釜をかけて湯をわかす道具「風炉」から「ふ[2]ろ[6]」の語呂合わせから、全国の約40%もの抹茶を生産している愛知県の西尾地区が名産の抹茶をアピールしようと抹茶の製造販売で知られる「株式会社あいや」が制定。この日に西尾では盛大な茶会が催される。
抹茶(まっちゃ)とは、緑茶の一種。碾茶を粉末にしたもの。またそれに湯を加え撹拌した飲料。茶道で飲用として用いられるほか、和菓子、洋菓子、料理の素材として広く用いられる。
抹茶は、チャノキの葉(茶の葉)を蒸してから乾燥させた碾茶を茶臼でひいたものである。江戸時代までは挽きたてのものを飲用していた。現代でも茶道では前日などに茶臼でひいたものを供する。家庭用にはすでに粉末化されプラスチックのフィルム袋に密閉されたものが流通している。変質を避けるため開封後は密閉容器に入れ冷暗所に保存する。
その種類には、黒味を帯びた濃緑色の濃茶(こいちゃ)と鮮やかな青緑色の薄茶(うすちゃ)がある。茶道では、濃茶は茶杓に山3杯を1人分として、たっぷりの抹茶に少量の湯を注ぎ、茶筅で練ったものを供する。薄茶は茶杓1杯半を1人分として、柄杓半杯の湯を入れ茶筅で撹拌する。茶道では茶を「点(た)てる」(点茶=てんちゃ)というが、濃茶は特に「練る」という。
この飲料としての抹茶を茶筅で撹拌する際に、流派によって点てかたが異なる。三千家ではそれぞれ、たっぷりと泡を立てるのが裏千家、うっすらと泡立てるのが表千家、もっとも泡が少ないのが武者小路千家といわれる。
抹茶の種類は、高級品や一般向け製品の違いを別にすると単一であるが、その年の茶畑や茶葉の仕上がりによって取れた茶葉の種類の配合を混ぜ、味を従来のものと統一させる為に茶舖において合組(ごうぐみ)される。濃茶用、薄茶用のもととなる茶葉の配合は茶舖により異なり、合組される際には茶畑毎に分かれている。甘みがより強く、渋み・苦味のより少ないものが良しとされ、高価である。
爽やかな苦味は砂糖の甘味と良く馴染み風味が際立つため、菓子の風味付けにも好まれ、抹茶味のアイスクリームは日本では定番風味の一つともなっている。日本アイスクリーム協会の調査では1999(平成11)年から2009(平成21)年まで、バニラ、チョコレートに次いで第3位の地位を占めている。