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2月14日、今日は【ジャンヌ・カルマン誕生日(1875)】
更新 : 2011/2/14 11:45
今日は【ジャンヌ・カルマン、誕生日(1875(明治8)年)】です。
ジャンヌ・ルイーズ・カルマン(Jeanne Louise Calment)とは、公式記録史上最も長生きをした人物で、122年と164日間(1875(明治8)年2月21日 - 1997(平成9)年8月4日)生きたフランス人の女性である。この「世界最長寿人物」記録はいまも彼女が保持している。写真は117歳の誕生日風景。
フェンシングは85歳から始め、自転車は100歳まで乗った。兄は97歳、父は94歳、母は86歳まで生きた。1896(明治29)年、はとこのフェルナン・カルマン(Fernand Calment)と結婚した。夫(1942(昭和17)年没)、娘(1934(昭和9)年没) と孫(1963(昭和38)年没)を超えて長生きした。
1965(昭和40)年、相続人がいない状態の彼女は公証人フランソワ・ラフレー(François Raffray)とフランスではよくあるリバースモーゲッジの契約をした。彼女はコンドミニウム・アパートメントを売る代わりに公証人は彼女に毎月一定金額(2500フラン)を払うという内容だった。契約をした90歳の時、彼女のアパートメントは10年分の支払いの価値があった。だが不運な事に1995(平成7)年12月に公証人が77歳で他界しても彼女は生き続けた。よって、夫に先立たれた公証人の妻は毎月の支払いを続行しなければならず、結果ラフレー夫婦はカルマンの家に2倍以上の価格をトータルで払ったことになる。
ジャンヌ・カルマンは1985(昭和60)年に110歳で施設に移った。国際的に有名になったきっかけは、1988(昭和63)年にゴッホの百年記念の際、直接会った人としてインタビューを受けた時だった。彼女は叔父が経営していた画材店にゴッホ(1890年没)がしばしば訪れたことを覚えていて、ゴッホの事を「汚くて、格好も性格も悪い人だった」と語った。
インタビュー後、1989(昭和64・平成元)年に113歳で世界で最も長生きをしている人としてギネスブックに載った。1995(平成7)年10月17日、ついに120歳と238日で、日本の泉重千代(1865(慶應元)年8月20日 - 1986(昭和61)年2月21日)を超えて史上最年長の人になった。
114歳の時に本人役で映画「Vincent and Me」に出演して史上最年長の女優にもなった。彼女は自分が喫煙者であることを隠さず、117歳になるまで喫煙した。
1997(平成9)年、122歳で亡くなり、カナダ人マリー・メイユール(1880(明治13)年8月29日 - 1998(平成10)年4月16日、当時117歳)に世界最年長の座を譲った。