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SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE ホテルシーモアのお知らせ・ブログ
3月1日、今日は【豚の日】
更新 : 2011/3/1 3:11
今日は【豚の日】です。
由来は、1972(昭和47)年に、アメリカのエレン・スタンリー、メアリー・リン・レイブ姉妹が、最も利口で役に立つ家畜のひとつである豚への感謝をこめて制定。アメリカ合衆国の各地で豚の品評会が行われる。
ブタ(豚、英名:pig)とは、哺乳綱ウシ目(偶蹄目)イノシシ科の動物で、イノシシを家畜化したものである。ウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギといった家畜は原種が絶滅、またはかなり減少してしまっているが、ブタは、原種であるイノシシが絶滅せず生息数も多いまま現存しているという点が特徴的である。免疫力が強く、抵抗性だけでなく環境への適応性にも富んでいるため飼育は容易。豚肉や脂肪を食用とするために世界中で飼育されている。
日本列島においては弥生時代の遺跡からブタ骨の出土事例があり、大陸から移入されたブタの利用が行われていたと考えられている。
縄文時代にはシカ・イノシシ骨の出土割合は同等であったが弥生時代にはイノシシ骨の出土量が急増し、続く古墳時代の遺跡からも豚の骨は出土している。『日本書紀』、『万葉集』(萬葉集)、『古事記』に猪飼、猪甘、猪養という言葉があり中国では猪は豚の意味であり豚が飼われていた。奈良時代に仏教が国教化したことによって、豚の飼育も途絶えてしまった。ただイノシシが採れる山間部では猪肉がぼたん鍋と称してわずかに食べられることもあった。
沖縄県では、古来からブタの飼育や食用とすることが行われており、1385(元中2・至徳2)年に渡来したという黒豚のアーグが有名で、現在の沖縄料理では最も重要な食材となっている。17世紀以前は牛肉も同様の座を占めていたが、羽地朝秀の改革によりウシの食用が禁止され、その後冊封使節団を接待するため王府によりブタの大量生産が奨励されたことなども相まって、牛肉に代わる存在となっていった。
長崎においても、鎖国中の唯一の外交窓口であることから、駐在する中国人の食用として豚が飼育されていた。一部は日本人の食用としても供給され、司馬江漢がこれを食べた記録がある。
明治維新以後、豚も再び飼われるようになった。特に関東大震災後に関東地方で養豚ブームとなり供給量が増え安価になった。なお島豚は1902(明治35)年にバークシャー種、ハンプシャー種が入り純粋種はなくなったが名護市や奄美大島などで復元されている。