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3月9日今日は【オーネット・コールマン誕生日(1930)】
更新 : 2011/3/10 17:56
今日は【オーネット・コールマン、誕生日(1930(昭和5)年)】です。
オーネット・コールマン(Ornette Coleman)とは、米国・テキサス州フォートワース生まれのジャズ・サックス奏者。アルトサックスの他、トランペットとヴァイオリンも演奏する。1960年代の、フリージャズの時代を牽引した。
最初テナー・サックスを始め、後にアルト・サックスに転向。ロサンゼルスのコンテンポラリー・レコードと契約し、1958(昭和33)年、ドン・チェリーらを従えて初のリーダー・アルバム『サムシング・エルス!!!!』を発表。その後、オーネットの才能を高く評価していたジョン・ルイスの勧めでニューヨークに移り、1959(昭和34)年にアトランティック・レコードに移籍。そして、『ジャズ来るべきもの』『フリー・ジャズ』といった実験的な作品を発表。
オーネットが生み出した新しい音楽は、賛否両論となる。ミュージシャンの間でも、前述のジョン・ルイスが在籍するモダン・ジャズ・カルテットのメンバー達から高く評価される一方、マイルス・デイヴィスやマックス・ローチからは批判された。しかし、オーネットの先進性は、フリー・ジャズという新たな流れを生み出していった。
1960年代には、トランペットやヴァイオリンもマスターし、自身のリーダー・アルバムで成果を披露。また、ジャッキー・マクリーンのアルバム『ニュー・アンド・オールド・ゴスペル』(1967(昭和42)年)等にもトランペット奏者として参加している。
1970年代後半からは、エレクトリック・ジャズの領域にも手を染める。この頃に「ハーモロディクス理論」という独自の理論を考案する。
1991(平成3)年公開の映画『裸のランチ』の音楽にも参加。
2001(平成13)年、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。ジャズ・ミュージシャンでこの賞を受賞しているのは、オーネット以外ではオスカー・ピーターソンのみである。
2007(平成19)年、ピューリッツァー賞、グラミー功労賞を受賞。