宿番号:348385
SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE ホテルシーモアのお知らせ・ブログ
3月27日、今日は【「goo」開設(1997)】
更新 : 2011/3/27 23:18
今日は【NTTがポータルサイト「goo」を開設(1997(平成9)年)】です。
goo(グー)とは、NTTレゾナントが運営するポータルサイト。検索エンジンを主なサービスにしている。名称は「global network が無限大(∞)に拡大し続ける」に由来する。
当初はNTTグループが提供する、インターネットガイド&ネットショップ「G-Square」内の一サービスメニューとしてNTTアドが検索システムを提供、NTTは検索技術の実験という形で1997(平成9)年3月27日米Inktomi社のエンジンとNTT研究所の日本語解析技術InfoBeeをミックスしたロボット型サーチエンジンをスタートさせた。NTT自体はコンテンツを持っていないため、様々なコンテンツを持つ企業と共同でサービスを展開している。NTTマルチメディアビジネス開発部の塚本良江氏含めわずか3名のスタッフでサービスを開始し、5ヶ月後の8月には100万ページビュー/日を突破。
1998(平成10)年5月、当時まだ珍しかったWebメールを、「gooフリーメール」として提供開始し、さらにニュースやスポーツ、天気などのコンテンツをそれぞれの得意分野の企業と提携して「gooホットチャネル」として提供し広告スポンサードを募るなど、当時としては先進的な試みを次々と行い、検索エンジンからポータルサイトとしての地位を確立していった。
1999(平成11)年5月には大きなリニューアルを行い、ショッピングモール「gooショップ」やリクルートとの提携、日本経済新聞社との共同事業、三菱総研と共同でのインターネットリサーチ事業などを開始、ポータルとしてさらに充実したものとなった。その後もgooは毎年5月にリニューアルするのが恒例となっている。現在でもgooの屈指の人気サービスである「goo辞書」も、この年に三省堂との提携によってポータル初の無料辞書サービスとして開始した。また、当時はライバルであったYahoo! JAPANとも連携しており、Yahoo! JAPANで検索結果に該当がなかったものはgooの検索結果が表示されていた。
2003(平成15)年12月1日、Google社と戦略的提携を行い、InktomiからGoogleへの検索エンジン乗り換えが話題となった。(gooは検索系ポータルとして最後までInktomiのエンジンを利用していたため)
1997(平成9)年に3人で始まった実験が、今では300人規模で運営する総合ポータルとして多数のユーザーに利用されている。
画像は2007(平成19)年11月に行われた「環境のgoo」イベントの1コマ。