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SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE ホテルシーモアのお知らせ・ブログ
3月28日、今日は【三ツ矢サイダーの日】
更新 : 2011/3/28 0:06
今日は【三ツ矢サイダーの日】です。
由来は、「三ツ矢(ミ[3]ツ[2]ヤ[8])」の語呂合わせから、古くから親しまれている日本を代表する清涼飲料水の三ツ矢サイダー、その製造販売元であるアサヒ飲料株式会社が制定。
三ツ矢サイダー(みつやサイダー)とは、アサヒ飲料が発売している炭酸飲料(サイダー)で、同社の登録商標(日本第850875号ほか)である。
三ツ矢サイダーの起源は、明治時代に宮内省が、現在の兵庫県川西市の平野鉱泉を用いて炭酸水の御料工場を建てたことに始まる。その後、工場は三菱に払い下げられ、明治屋が権利を得て、1884(明治17)年に「三ツ矢平野水」(みつやひらのすい)として販売した。平野水は夏目漱石の『行人』、『思い出す事など』にも登場し、また、1897(明治30)年には皇太子時代の大正天皇の御料品に採用された。
平野にあった工場は後に閉鎖され、アサヒビール系列のホームセンターサンシャイン平野店になったが、2005(平成17)年3月に閉店。1912(明治45年・大正元)年に建設された大正天皇御料品製造所はこのホームセンターの奥に現存し、三ツ矢資料館になっている。資料館はサンシャインの閉店により、公開が中断された。
名前の由来「三ツ矢」の由来は、平安時代中期、摂津源氏の祖源満仲が住吉大社(大阪市住吉区)の神託に従い三つ矢羽根の矢を放ち、矢の落ちた多田(現・兵庫県川西市市内)に居城を建てたという伝説による。平野鉱泉は満仲が狩の際に発見したと伝えられている。なお、古い名の「三ツ矢平野水」の「平野水」は、広辞苑では炭酸水の代名詞として記載されている。
2007(平成19)年、ダイドードリンコとの共同事業で、昔の商品を再現した「復刻堂・三ツ矢サイダー」を期間限定で発売。2010(平成22)年には新たなデザインで発売され、缶には昭和30年代のマスコットキャラクターであったインディアンの子供3人が描かれている。いずれも缶には「三ツ矢サイダー」がアサヒ飲料の登録商標であることが記されている。