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SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE ホテルシーモアのお知らせ・ブログ
5月9日、今日は【アイスクリームの日】
更新 : 2011/5/9 21:14
今日は【アイスクリームの日】です。
由来は、1869(明治2)年の今日、町田房蔵が横浜の馬車道通りに開いた「氷水屋」で、日本初のアイスクリーム「あいすくりん」を製造・販売したことにちなみ、1964(昭和39)年からアイスクリームのシーズンインとなる連休明けの5月9日に記念事業を開催したことから、1965(昭和40)年に東京アイスクリーム協会(現・日本アイスクリーム協会)が制定。
この日付には諸説あるが、現在日本アイスクリーム協会の見解では、旧暦6月(新暦7月)に氷水屋が日本発のアイスクリンを発売したとされており、5月9日が日本初との記録は誤りとされている。
アイスクリーム(ice cream)は、牛乳などを原料にして、冷やしながら空気を含むように攪拌してクリーム状とし、これを凍らせた菓子である。そのうち、柔らかいものは「ソフトクリーム」と呼ばれる。日本の法令で定められる「アイスクリーム」の規格は、乳固形分及び乳脂肪分の高いもののみを指す。小売店に並ぶ氷菓はこの表記に従って記載されている。なお、アイスクリームは氷点下-18度以下で保存されることが前提であり、適切に保存されれば細菌等の繁殖もない上に、不適切な管理をすれば変質し二度と元に戻らないことから、日本を含め世界的に賞味期限、消費期限はない。
日本人で初めてアイスクリームを食べたのは1860(万延元)年に咸臨丸で渡米した遣米使節団であるとされている。
日本初のアイスクリームは、遣米使節団のメンバーであった町田房蔵が米国に密航した後に帰国した出島松蔵から製法を教わり、横浜の馬車道通りに開いた「氷水屋」で製造・販売したものである。「あいすくりん」という名称で、一人前の値段は2分(現在の価値で約8000円)と大変高価な物であった為、民衆に敬遠され、なかなか浸透しなかった。原料は、生乳、砂糖、卵黄といたってシンプルなもので、これはいまは「カスタードアイス」とも呼ばれている。
出島松蔵は明治天皇に「あいすくりん」を献上している。このアイスは富士の氷穴及び函館の天然氷を用いて製造したと本人が書き残している。後に1899(明治32)年7月、東京銀座の資生堂主人、福原有信が売り出して世に広まった。