今日は【レニー・ハート、誕生日】です。

レニー・ハート(Lenne Hardt)とは、日本で活動している女優、ナレーター(声優)。アメリカ出身。青二プロダクション所属。17歳で初来日、大学を卒業して1988(平成元)年に再来日し、90年代初頭には日本のFM局などでディスクジョッキーとして活躍し、以後日本で声の仕事を続けている。日本語は堪能で、日常会話にはほとんどハンデはない。兄が日本で家庭を築いており、彼女も東京で出会ったニュージーランド人と結婚。

テレビアニメ「風まかせ 月影蘭」では声優に挑戦。また2004(平成16)年5月にはシアターサンモールでショーを演出するなど、活動は多岐にわたる。生年は非公表だが、「虎の門」(テレビ朝日系列)出演時には、「永遠の30代」と紹介された。

特筆すべきは、総合格闘技PRIDEの選手入場コール。彼女の独特の巻き舌は観客と視聴者の度肝を抜く。一般的に女性の声優は男性の声優に比べ体力に劣るため、声量も劣ってしまうという常識を見事に打ち破るコールを連発していた。

PRIDEは2007(平成19)年をもって終了したが、2008(平成20)年にK-1を主催するFEGと、元PRIDEスタッフが運営する総合格闘技イベント、DREAMの入場コールを担当することとなった。

「虎の門」では、好きな五十音を巻き舌にしやすいという理由で「ラ行」、嫌いな五十音を巻き舌にし難いという理由で「サ行」と答えていた。最初は真面目でシリアスな感じの入場コールをしていたが、これでいいのかと迷った末に、試しに今のスタイルにしてみたところ予想に反して観客の反応が良かったため現在まで続けているという。緊張感やライブ感を残すため、リハーサルはほとんどしないと語っている。

「ナインティナインのオールナイトニッポン」(ニッポン放送系)で、ナインティナインの岡村隆史が、彼女を「最近気になる人」と評し「ミルコ、クロカッパァ!!」と真似をして叫んでいた。そして2004(平成16)年6月17日放送分、レニー本人がゲストとして出演し、岡村との共演を果たした。

2006(平成18)年は横浜スタジアムなどでの横浜ベイスターズ主催試合での「クアトロK」(木塚敦志、川村丈夫、加藤武治、マーク・クルーン)及び土肥義弘(登場曲がPRIDEのテーマだから)投手の登場時のコールも担当している。 また、年末には人志松本のすべらない話年末拡大スペシャルでも芸人たちの登場時のコールを担当した。