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6月3日、今日は【ムーミンの日】
更新 : 2011/6/3 9:10
今日は【ムーミンの日】です。
由来は、「ム[6]ーミ[3]ン」の語呂合わせから、トーベ・ヤンソンの名作「ムーミン」を愛するファンによって制定された日。
ムーミン(Mumin)とは、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンのムーミン・シリーズと呼ばれる一連の小説および漫画作品の総称。もしくは、同作品に登場する架空の生物の種族名。または、主人公「ムーミントロール」の略称。
ムーミンは妖精のような生物とされており、風貌はコビトカバに似ている。はっきりと描かれていないが体表面には毛が生えており、直立歩行する。ムーミンは種族名であるが、作中で単に「ムーミン」という場合は主人公の男の子「ムーミントロール」のことを指す場合が多い。
ムーミントロールたちは、フィンランドのどこかにあるとされる妖精たちの住む谷・ムーミン谷に住んでいるとされる。ムーミン谷には、東に「おさびし山」がそびえ、その麓から川が流れている。その川にはムーミンパパの作った橋がかかっていて、その橋の先にムーミン屋敷がある。ムーミン屋敷の北側には、ライラックの茂みがある。
子供向けの作品であるが、小説での雰囲気は決して明るいわけではなく、不条理な内容も頻繁に登場する。また登場人物には哲学的・詩的な発言をするものも多く、子供として描かれているムーミントロールには理解できないという描写がしばしば見られる。
漫画は1953(昭和28)年からヤンソン自身の作画によって、ロンドンのイブニング・ニュースに連載が開始された。途中からは実弟のラルス・ヤンソンが描くようになり、1975(昭和50)年まで作品が発表された。
初期のアニメ作品は、キャラクターデザインがヤンソン自身の挿絵の顔や指の本数などの点で異なることから、ヤンソンからは難色が示された。また、世界観についてもヤンソンには好まれず、「私のムーミンはノー・カー、ノー・ファイト、ノー・マネーだ(車とカネを持たず、また争わない)」と言って怒ったという。
1990(平成2)年に日本で改めてアニメ化された『楽しいムーミン一家』シリーズでは、ヤンソン自身が制作に関わったことで、原作の設定や世界観が反映されるようになり、またキャラクターデザインも原作にほぼ準ずる形で作成された。本作品がムーミンブームを世界中で巻き起こす起爆剤となった。しかし、行き過ぎた商業化を避けるために、ディズニーとの契約は断っているという。
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