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  • 6月22日、今日は【らい予防法による追悼の日】

    更新 : 2011/6/26 11:10

    今日は【らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日】です。

    由来は、2001(平成13)年の今日、「ハンセン病補償法」が公布・施行されたことから、厚生労働省が2009年より実施。厚労省主催による追悼の行事が行われる。

    ハンセン病とは、らい菌(Mycobacterium leprae)によって起こる慢性の細菌感染症。かつては「ライ病」と呼ばれていたが、古くからの偏見に結びついた呼称であるため、菌を発見したハンセン氏にちなんで「ハンセン病」と呼ばれるようになった。体の末梢神経が麻痺したり、皮膚がただれたような状態になるのが特徴。特にその外見から、患者やその家族は差別の対象となり続けた。

    1907(明治40)年に公布された「癩予防ニ関スル件」が、患者の隔離政策の始まりであり、1931(昭和6)年には、全患者を隔離の対象とした「癩予防法」が成立した。患者は、警察によって強制的に連行され、療養所に収容された。しかし、そこではろくな治療は行われず、患者同士での看護・作業など病人扱いされなかった。また、結婚の条件として非合法な断種・堕胎なども行われた。

    1941(昭和16)年、ハンセン病の特効薬プロミンが開発され、完治する病気に。

    しかし、1953(昭和28)年に「らい予防法」が、患者の強制隔離や外出制限規定など、それまでの基本原理を引き継いだまま成立。

    1956(昭和31)年、ローマでの国際らい会議で、「すべての差別法は禁止されること」と、非難されたにもかかわらず、1996(平成8)年「らい予防法廃止法」の成立まで人権侵害を放置し続けた国の責任は重いとされる。

    もともとハンセン病は感染力の低い病気であり、日常生活で感染する可能性はほとんどない。現在療養所に入所している人は、既に完治しているが、後遺症や高齢のため入所しているというのがほとんどである。また感染したとしても、早期発見早期治療すれば完治し、後遺症が残ることもない。

    画像は戦国時代から安土桃山時代に活躍した武将で、業病(ハンセン病)を患い、面体を白い頭巾で隠して戦った戦国武将として有名な大谷吉継(おおたによしつぐ)とその盟友、石田三成。

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