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SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE ホテルシーモアのお知らせ・ブログ
7月6日、今日は【サラダ記念日】
更新 : 2011/7/6 15:15
今日は【サラダ記念日】です。
由来は、1987(昭和62)年に俵万智が発表した歌集「サラダ記念日」(河出書房新社)の一首から生まれた日。スーパーやドレッシングのメーカー、また、ダイエット業もサラダ=ヘルシーのイメージで、この日にPRしている。この日は、記念日という言葉を広く定着させもした。
サラダとは、野菜などを塩、酢、油、香辛料などで和えて盛りつけた料理の総称。生のままの野菜や、ポテト、豆類などの煮たものを冷ましてから盛り合わせ、マヨネーズ、ドレッシング、塩等をかけて食べるものが一般的だが、野菜以外の材料を多く含む「卵サラダ」、「ハムサラダ」、「マカロニサラダ」などもサラダと称される。素材の選び方によってはビタミンC・食物繊維などを多く含む。
古代ギリシャ、ローマの時代にはすでに生野菜(主にキュウリやカボチャ)を食す習慣があり、「サラダ」の語源は調味料の「塩」を意味するラテン語の「サル」(sal)および「塩を加える」を意味する動詞「サラーレ」(salare)にあり、当時のサラダの原形が塩を振りかけて生野菜を食することにあったことをうかがわせる。当時の人びとにとって、生野菜は、腸の働きを整える「薬効」を持つ食材と捉えられていた。
14世紀末には、英国のリチャード2世の料理長が、パセリやセージ、ネギ、ニンニクなどにオリーブ油、酢、塩をふりかけて食べるレシピを記しており、今日のサラダに近いものを食していたことが分かるが、現在のサラダはアメリカで17世紀に完成したものである。野菜以外のサラダが登場したのは17世紀後半のことで、鶏肉、魚、エビなどが用いられ、18世紀の終わりにはフルーツサラダもみられるようになった。
江戸時代以前の日本では、瓜、スイカなどを果物として食べ、ネギなどを薬味にする以外に、野菜をそのままで生食する習慣はなかった。付け合せやビタミン源としての野菜は漬物や煮物野菜がその役割を果たしていた。
明治時代になって、日本に洋食が伝来すると、豚カツなどにキャベツの千切りなどが付け合わされた。また、サラダの材料となる生野菜も輸入されるようになり、一部の食通の間では、生野菜のサラダが食されていた。大正時代には、料理本などで紹介されるようになり、1924(大正13)年に日清製油(現在の日清オイリオ)が「日清サラダ油」という透明度が高い冷えても濁らないサラダ用油(サラダ油)も販売もされた。