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SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE ホテルシーモアのお知らせ・ブログ
7月24日、今日は【田辺祭・宵宮】
更新 : 2011/7/25 13:55
今日は【田辺祭・宵宮】です。
田辺祭とは、ホテルシーモアより車で30分、白浜町の隣町「田辺市」の中心に位置する「闘鶏神社(とうけいじんじゃ)」の例祭。450年余の歴史をもち、毎年7月24日・25日に行われる。この祭は、旧城下の各商人町から8基の「おかさ」と言われる、京都の祇園祭のような笠鉾が町中を練り歩く、和歌山県紀南地方最大の祭礼。
田辺祭を古文書でみると、紀州藩主浅野幸長(あさのよしなが)、田辺領主が浅野左衛門佐(さえもんのすけ)の時代であった1605(慶長10)年に「権現宮祭礼町中改車」、1607(慶長12)年「流鏑馬三騎町より出」という記録が残る。また、徳川頼宣(とくがわよりのぶ)が藩主になって徳川御三家が成立し、頼宣の附家老であった安藤帯刀直次(あんどうたてわきなおつぐ)の領知となってからの1633(寛永10)年には、一時、能の奉納となったようだが、1672(寛文12)年に袋町(福路町)の鉾の台が車となり、翌年1673(延宝元)年には町中の台が車となったという記録があり、この頃には現在の笠鉾の原形ができあがったとされる。
行列は、宵宮(7/24)の朝、本町に集合し闘けい神社からの神輿を迎えて、神輿渡御に随行し、潮垢離の儀を勤めてから各町を巡行し、夕方には神社前に曳き揃えられる。
午後7時頃に笠鉾は鳥居前を勤め「つれもていこら」で旧会津橋へ向かい、橋の上で再び曳き揃えられる。笠鉾の紅提灯が川面に映る情景は、田辺の夏の風物詩。
田辺祭が、台湾SONYの大画面TV「BRAVIA」の2007(平成19)年 CMに採用。田辺ロケで撮影された映像をもとに、美しい祭り、美しい映像として放映されました。
※下記アドレスよりご覧いただけます。
http://www.tanabe-kanko.jp/event/tanabematuri/index.html