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SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE ホテルシーモアのお知らせ・ブログ
8月1日、今日は【観光の日】
更新 : 2011/8/4 2:09
今日は【(旧)観光の日】です。
由来は、観光に関する正しい知識と観光資源の保全を目的として、総理府(現・内閣府)が1965(昭和40)年に制定。その年の7月が国連の定めた「観光の月」だったことから7月7日からの一週間を観光週間としたが、翌年から、観光客が多い8月の1日〜7日を観光週間とし、その1日目の8月1日を観光の日とした。2008(平成20)年に観光庁が発足したことなどから、2009(平成21)年からは観光施策の推進は年間を通じて行うとして観光週間・観光の日は廃止された。
観光(かんこう)とは、一般には、楽しみを目的とする旅行のことを指す。語源は『易経』の、「国の光を観る。用て王に賓たるに利し」との一節による。大正年間に、「tourism」の訳語として用いられるようになった。ただし、学者や論者によって定義が違うこともある。例えば、国土交通省『観光白書』では「宿泊旅行」を「観光」「兼観光」「家事・帰省」「業務」「その他」に分けている。この解釈によると、家事・帰省、業務、その他を除いた旅行が「観光」である。
庶民に観光と言うものが流行り出した当初は、観光に行くという事自体に価値があり、場所や何をするのか?ということは重点に置かれなかった。しかし、次第に観光に行くということ自体は当たり前となり、何処に行くのか?ということがステータスとなった。観光地を大きい見出しにしたパンフレット等が流行り出したのもこの時期のことである。しかし、その時代も長くは続かず、たいていの観光地には行ったことがある人が増え、何処に行ったということが自慢になる時代は終わりを告げた。
この頃から観光はステータスではなくなり純粋な楽しみとしての観光が広まることになる。具体的には場所ではなく目的が観光を引っぱる時代となった。○○をしたいからそれができる場所を観光しようということである。体験型観光が流行り出したのもこの時期からである。現在はこの時代にあるといわれるが、もう一歩進んだ次元にあると言う考え方もある。それは目的だけでは客は来ない、具体的には楽しい気持ちになりたいとか、癒されたいとか、ゆったりした時間が過ごしたいとか、そういった感情が観光を引っぱる時代となったという考え方である。実際そういう言葉がパンフレット等に登場し始めていることも事実である。