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8月28日、今日は【トヨタ自動車創業の日(1933)】
更新 : 2011/8/29 17:34
今日は【トヨタ自動車創業の日】です。
豊田佐吉(とよだ さきち・静岡県出身・1867(慶応3)年-1930(昭和5)年)が創業した豊田自動織機製作所(現在の豊田自動織機)に、1933(昭和8)年9月1日に開設された自動車部が起源。
この設立の中心になったのは佐吉の息子である豊田喜一郎(1894(明治27)年-1952(昭和27)年)であるが、初代社長に就任したのは佐吉の娘婿である豊田利三郎である。織機製作における鋳造・機械加工技術等のノウハウを活かし、研究期間を経て、
1935(昭和10)年、自動車製造を開始。大型乗用車試作第1号が完成。
1936(昭和11)年9月14日には、東京丸の内の東京府商工奨励館で大衆乗用車完成記念展覧会を開催。
その後自動車の本格的な生産を目指して準備が進められ、
1937(昭和12)年のこの日、自動車部門が分離独立し、トヨタ自動車工業株式会社が誕生した。
誤解されがちだが「トヨタ」という社名は豊田市で創始されたからではなく、創始者である豊田の名前からである。豊田自動織機製作所は、現在でもトヨタグループ数社が本社を置く刈谷市に所在した。豊田市は元々、挙母(ころも)市という市名だったがトヨタ自動車にちなんで1959(昭和34)年に改名された(本社所在地も「トヨタ町1番」である。企業城下町の典型)。
創始者の名前が由来なので創業当時は「トヨダ」であった。ロゴや刻印も英語では「TOYODA」でエンブレムは漢字の「豊田」を使用していた。しかし、1936(昭和11)年夏に行われた新トヨダマークの公募で、約27000点の応募作品から選ばれたのは「トヨダ」ではなく「トヨタ」のマークだった。その理由としては、デザイン的にスマートであること、画数が8画で縁起がいいこと、個人名から離れ社会的存在へと発展することなどが挙げられている。1936(昭和11)年9月25日には「トヨタ(TOYOTA)」の使用が開始され、翌年の自動車部門独立時も「トヨタ」が社名に採用された。
写真はトヨタ初の量産乗用車であるAA型復元車