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9月30日、今日は【ロビンソンが無人島に漂着(1659)】
更新 : 2011/10/3 17:40
今日は【ロビンソン・クルーソー、無人島に漂着(1659(万治2)年)】した日です。
由来は、ダニエル・デフォー(1660-1731年)が書いた小説【ロビンソン・クルーソー(Robinson Crusoe)】で、1659(万治2)年にロビンソン・クルーソーが無人島に漂着したことから。(フィクションの出来事)
1719(享保4)年に【ロビンソン・クルーソーの生涯と奇しくも驚くべき冒険(The Life and Strange Surprising Adventures of Robinson Crusoe)】が刊行された。ロビンソンの誕生からはじまり、船乗りになり、無人島に漂着し、独力で生活を築いてゆく。この無人島には時々近隣の島の住民が上陸しており、捕虜の処刑及び食人が行なわれていた。ロビンソンはその捕虜の一人を助け出し、フライデーと名づけて従僕にする。28年間を過ごした後、帰国するまでが描かれている。
1719(享保4)年に『ロビンソン・クルーソーの生涯と奇しくも驚くべき冒険』(The Life and Strange Surprising Adventures of Robinson Crusoe)が刊行された。ロビンソンの誕生からはじまり、船乗りになり、無人島に漂着し、独力で生活を築いてゆく。この無人島には時々近隣の島の住民が上陸しており、捕虜の処刑及び食人が行なわれていた。ロビンソンはその捕虜の一人を助け出し、フライデーと名づけて従僕にする。28年間を過ごした後、帰国するまでが描かれている(第1部)。
この小説が好評だったので、さっそく続編(第2部)が刊行された。ロビンソンは再び航海に出て、以前暮らした無人島やインド・中国などを訪れる。さらに1720(享保5)年にロビンソンの反省録と称する書(第3部)が刊行された。
経済学的な視点からも注目を集めてきた。カール・マルクスは『資本論』の中でロビンソンを引き合いに出して論じており、シルビオ・ゲゼルは主要著書『自然的経済秩序』の中で独自のロビンソン・クルーソー物語を紡ぎ出している。また、マックス・ウェーバーは『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の中でロビンソン物語を取上げ、主人公の中に合理主義的なプロテスタントの倫理観を読み取っている。同時代の文人ジョナサン・スウィフトが代表作『ガリヴァー旅行記』を執筆したのも、本作の影響が大きいと言われている。同書は単なるキリスト教的な倫理ではなく、キリスト教書籍としても評価されている。