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10月2日、今日は【国際非暴力デー】
更新 : 2011/10/3 16:51
今日は【国際非暴力デー】です。
由来は、インド独立運動の指導者で、非暴力を説いたマハトマ・ガンディーの誕生日にちなんで。2007(平成19)年6月の国連総会で制定した国際デー。 インドでは、【ガンディー記念日】ともいう。
1937(昭和12)年から1948(昭和23)年にかけて、計5回ノーベル平和賞の候補になったが、受賞には至っていない。1948(昭和23)年は暗殺の直後に推薦の締め切りがなされた。
これについてノーベル委員会は、ガンディーが最終選考に残った1937(昭和12)年、1947(昭和22)年、1948(昭和23)年の選考に関しウェブサイト上で以下のように述べている(Mahatma Gandhi, the Missing Laureate)。
・1937(昭和12)年には、彼の支持者の運動が時として暴力を伴ったものに発展したことや、政治的な立場の一貫性に対する疑問、彼の運動がインドに限定されていることへの批判があった。
・1947(昭和22)年は、当時インドですでに起きていたヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対立への対処に関し、ガンディーが非暴力主義を捨てるかのような発言をしたことで、選考委員の間に受賞に対する疑問が起きた。
・1948(昭和23)年は最終候補3人の1人で選考委員からは高い評価を得ていたが、故人に対してノーベル賞を与えられるかどうかで議論が起きた。当時は規定で除外されていなかったが、何らかの組織に所属していなかったガンディーの場合賞金を誰が受け取るかが問題になった。最終的に、受賞決定後に死亡した場合以外は故人に賞を与えるのは不適切だという結論となった。ガンディーがもう1年長生きしておれば、賞を与えられていたと考えるのが合理的であろう。
・ガンディーがそれまでの他の平和賞受賞者とは異なるタイプの平和運動家であったこと、1947(昭和22)年当時のノーベル委員会には今日のように平和賞を地域紛争の平和的調停に向けたアピールとする考えがなかったことが影響している。委員会がイギリスの反発を恐れたという明確な証拠は見当たらない。
ガンディーの誕生日にちなみ、インドで毎年10月2日は「ガンディー記念日」という国民の休日となっており、2007(平成19)年6月の国連総会では、この日を国際非暴力デーという国際デーとすることが決議された。