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10月10日、今日は【まぐろの日】
更新 : 2011/10/11 2:45
今日は【まぐろの日】です。
由来は、726(神亀3)年10月10日(旧暦9月15日)、山部赤人が聖武天皇の御供をして明石地方を旅した時、鮪漁で栄えるこの地方を「鮪(しび=まぐろ)釣ると海人(あま)船散動(さわ)き」(『万葉集』巻六・938段)と歌に詠んだとされていることから、1986(昭和61)年に日本鰹鮪漁業協同組合連合会が制定。
マグロ(鮪)とは、条鰭綱- スズキ目- サバ科- マグロ属に分類される硬骨魚類の総称。 暖海棲で外洋棲、回遊性の大型肉食魚で、日本を始めとする世界各地で重要な食用魚として漁獲されている。
日本語の「マグロ」は目が大きく黒い魚であること(目黒 - まぐろ)に由来するという説がある。現代の日本語では、マグロ属の中の1種であるクロマグロのみを指して「マグロ」と呼ぶ場合も少なくない。また、「カジキマグロ」および「イソマグロ」は和名に「マグロ」を含むが、学術上はマグロではなく、生物学の成立以前から存在した通俗名を引き継いだものである。
全長は60cmほどのものから3mに達するものまで種類によって異なる。最大種タイセイヨウクロマグロは全長4.5m・体重680kgを超える。最大泳動速度は約90km(50ノット)程度。体型は紡錘形で、体の横断面はほぼ楕円形、鱗は胸鰭周辺を除けばごく小さいかほとんど無く、高速遊泳に適した体型である。吻はわずかに前方に尖る。尾鰭は体高と同じくらいの大きな三日月形だが、それ以外の各鰭は小さい。
筋肉内の血管は動脈と静脈が近接する、いわゆる「奇網」(きもう)という構造を持つ。これで体内の熱が逃げるのを防ぎ、体温を海水温より高く保って運動能力の低下を抑える。また、水中を最高で魚雷並みの時速90キロ程度で泳ぐことができる。これは学術的には証明されていないが、体の表面のやわらかな粘膜が水との抵抗を少なくするためだと考えられている。
全世界の熱帯・温帯海域に広く分布するが、種類によって分布域や生息水深が異なる。海中では口と鰓蓋を開けて遊泳し、ここを通り抜ける海水で呼吸する。泳ぎを止めると窒息するため、たとえ休息時でも止まらない。
食性は肉食で、表層・中層性の魚類、甲殻類、頭足類などを捕食する。海洋の食物連鎖においてはクジラ、アザラシ、カジキ、サメなどと並ぶ高次の消費者である。それ故に相対的に個体数が少なく、また、生物濃縮によって汚染物質を蓄積しやすいため、様々な問題も起きている。