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SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE ホテルシーモアのお知らせ・ブログ
10月16日、今日は【孫の日】
更新 : 2011/10/16 11:08
10月第3日曜日は【孫の日】です。
由来は、父の日と母の日の間やバレンタインデーとホワイトデーの間が1ヶ月であることから、9月第3月曜日の「敬老の日」からほぼ1ヶ月後の10月の第3日曜日を、おじいちゃん、おばあちゃんから孫にメッセージを伝える日として、1999(平成11)年7月に日本百貨店協会が売上げの拡大を図って制定。
孫(まご)とは、自分の子供の子供である。子供の子供のうち、男性を孫息子(まごむすこ)、女性を孫娘(まごむすめ)という。対義語で、親の親を祖父母という。親の親のうち、男性を祖父、女性を祖母という。
孫は続柄の中では子供に次いで特別な地位にあり、嗣子の子供を内孫、嗣子にならなかった子供の子供を外孫、最初に生まれた孫を初孫と呼ぶ。祖父母に父方と母方の2系統が存在するのと同じく、孫にも息子方と娘方の2系統が存在する。
祖父母にとって、孫は子供以上に可愛いと言われる。一般的に、父母は甘やかしてもくれるが、厳しく叱られることも多い存在であるのに対して、祖父母は常に甘やかしてくれるものとの一般的な観念がある。これは、「来てくれてうれしい孫、帰ってくれてうれしい孫」という詞に象徴されるように、一般に祖父母は孫の養育に最終的な責任を負わないからであると言われる。
親子関係については進化論的裏付けが存在する。子供を親が育てるのは自然選択的に当然と考えられるからである。しかし、孫を大事にすることは必ずしもそうではない。親がそれをすれば十分と考えられる。血縁選択説の立場からは、孫は明らかに直系の血縁者だから、これを守ることはそれなりの価値が認められる。しかし、ほとんどの動物では孫が生まれるまで親が生存することがない。
しかし、他方でヒトは自分の繁殖時期(受精、出産と子育て)の終了よりも遙かに長い生理的寿命を持つ。これが何に由来するかの議論で、祖父母が子育てに参加することで孫の生存率が高まるのではないかとの説がある。様々な動物で、子供が親の育児を手助けするヘルパーという行動が知られるが、これをヒトでは祖父母が担っているという説である。特におばあちゃんが豊富な経験を自分の子の子育てに生かせることで、孫の生存が高まることが、ヒトの寿命の長くなった進化に影響を持っているという。これが正しければ、祖父母が孫に執着する感情を持つ理由はこれに由来するのかもしれない。