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10月26日、今日は【天理教、創立(1838)】
更新 : 2011/10/27 21:21
今日は【天理教、創立(1838()年)】です。
天理教(てんりきょう)とは、江戸時代(幕末から明治にかけて)に日本で発祥した新宗教のひとつ。1838(天保9)年10月26日に阿弥陀信仰深く、慈悲深い生活をしていた「教祖(おやさま)」こと中山みきに「親神(おやがみ)」天理王命(てんりおうのみこと)が天降り、 月日の社となって、元の神、実の神の布教を創始したとされている。
神髄は、たすけ一条で、神の道具衆として、真実の意味において人を救う心を起こせば、親神の御心と導通を起こし、それによって霊的心身一如の成熟を得るので、真実の意味において自らもたすけられるというもので、「だめの教え」といわれる。「だめ」とは駄目押しのだめであり、「最後の教え」との意味である。
教義の基礎とされる聖典は、1711首の和歌体で書かれた「おふでさき」、つとめの地歌としての「みかぐらうた」、そして折々の伺いに対して下された「おさしづ」の3種類の啓示書であり、原典とよんでいる。
親神によって実現されるべき救済の理想は、神が人間創造にかけた目的の成就ともいうべき陽気ぐらしと説き、それはすべての人間が神一条、救け一条で、相たずさえて喜びの日々を生きることによって成るとする。
8つのほこり(をしい・ほしい・にくい・かわい・うらみ・はらだち・よく・こうまん)や、身体は借り物の教えは初心にも比較的分かりやすいものとなっている。日々の生活の指針から、スポーツなどでの精神力涵養、経営理念、政治哲学にいたるまで、幅広い層への影響力をいまだに保持しつづけている。
月日・親神・天理王命の守護と恵みにより、人間は生かされおり、陽気ぐらしを享受することができる。そのことに感謝を捧げ、報恩の行いとして人間は、親神の恵みである天然自然を活かし、親神からの借り物であるそれぞれの身体を、陽気ぐらしのために惜しまず使っていくことが大切とされる。また、すべての人間関係は、夫婦関係を基本として培う事が理想であるとされる。
奈良県天理市にある「ぢば」(かんろだい)において人類が創造されたと考え、現在この地に教団本部を置いている。日本では唯一、宗教が市名に成っている宗教都市である。
なお、戦前は政府の弾圧により教派神道(神道十三派の一つ)を名乗る必要があった。1970(昭和45)年に教団自身が教派神道ではないと宣言し新宗教諸派に分類されたが、現在でも神道色が濃い。