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11月11日、今日は【ライターの日】
更新 : 2011/11/20 1:33
今日は【ライターの日】です。
由来は、一般的な細長いライターを並べると「11 11」に見えることから、日本喫煙具協会が制定。
ライター(lighter)とは、火をつけるための装置で、使用する燃料によってオイルライターやガスライターなどの種類がある。
近代以降よりさまざまな創意工夫が凝らされたライターが開発され利用されてきた。ライターと、燃料やその他消耗品を組み合わせることで、簡便な着火を可能としている。燃料を安定して供給し安定した着火性能を発揮するために、液体または気体の燃料を利用する製品が主流となっている。燃料および点火機構においてはいくつかの様式が平行して利用されているが、そのおのおのに利点と欠点があり、また古くからある携帯機器であるため、さまざまな意匠を凝らした製品も多く、利用者の趣味性によってもまたさまざまな製品が選択され利用されている。
小型のものは主にタバコと共に携帯して、タバコに着火し喫煙するために使われる。柄の長いものはコンロやストーブなどの奥まった場所にあるバーナーや、花火などに着火するために使われるなど、用途に応じてさまざまに変化した製品が流通し利用されている。
日本で最初に実用化されたライターは、1772(安永元)年に平賀源内の発明した、火打石にバネ仕掛けの小さなハンマーを打ち付けて点火する、モグサを燃料として使用した物である。このフリントロック式銃の点火機構によく似た「刻みたばこ用点火器」は広く普及したという記録も無いが、当時の好事家には大変好まれたようだ。マッチが考案されたのは1827(文政10)年であるため実はマッチより歴史が古い。
より近代的なライターの開発は、1903(明治36)年にカール・ヴェルスバッハが、高効率の火打石の合金を発明し特許を取得したことから盛んになった。1913(大正2)年には、ロンソン社が現代のライターの原型を製造、販売を開始。1932(昭和7)年にはジッポ社が、安価で信頼性の高いオイルライターを市場に大量供給し始めた。
喫煙者は社会的な風潮から年々減少傾向にあるため、今日ではライターを持ち歩く人もだんだん減りつつある。使い捨てライター安価な使い捨てライターは安価であるし、日本国内においては喫茶店やバーなどのノベルティグッズとして無料で入手可能である。また、煙草のカートン購入や新製品のプロモーションのための付加価値としても一般的である。