今日は【ローラン・ブラン、誕生日(1965(昭和40)年)】です。

ローラン・ブラン(Laurent Blanc)とは、フランス・ラングドック＝ルシヨン地域圏ガール県アレス出身の元サッカー選手。現在はサッカー指導者。2010(平成22)年7月からフランス代表監督。選手時代のポジションはディフェンダーで、主にセンターバック。

ロロ(Lolo)の愛称を持つ。また、プレジデント(大統領)とも称される。マンチェスター・ユナイテッド時代は「ローラン・ブラン」を英語風に変換した「ラリー・ホワイト」という愛称もつけられた。

192cm、88kgの大柄な体で対人プレーに強いのは言うまでも無いが、鋭い読みでパスカットやカバーリングも超一流の実力を持ち、「青い壁」と称された。敏捷性には欠けるが、ボールテクニックに優れ、最終ラインから鋭いパスでチャンスを作り、DFとしては得点力も高かった。

1983(昭和58)年にモンペリエでキャリアをスタートさせた。1989(平成元)年2月7日にフランス代表初キャップを刻んだ。1991(平成3)年にセリエA・ナポリへ移籍したが活躍できず、1年でフランスに戻り、クラブを転々とした。守備の中心選手として活躍し、フランス代表ではディディエ・デシャンやジネディーヌ・ジダンらとともに世界屈指のチームへと押し上げた。

1998(平成10)年、地元開催のフランスW杯ではデシャンとともにチームの精神的支柱となった。さらに決勝トーナメント緒戦ではゴールデンゴールをあげるなどの活躍で優勝に貢献した。代表引退を表明して臨んだ2000(平成12)年のEURO2000でも守備の要として優勝に貢献し、代表引退の花道を飾った。この大会を含めEUROには3度出場、その全てでベストイレブンに選出された。フランス代表としては、1987(昭和62)年から2000(平成12)年の間に通算95試合に出場して16得点を決めた。さらにクラブチームではインテル、マンチェスター・ユナイテッドに所属し、2003(平成15)年5月に選手生活に終止符を打った。同じフランス代表のGKのファビアン・バルテズの頭にキスをするパフォーマンスも有名である。

2007(平成19)年6月、リーグ・アンに所属するFCジロンダン・ボルドーの監督に就任した。2008-2009シーズンには、リーグ・カップとリーグ・アンの二冠達成。

2010(平成22)年5月16日にFCジロンダン・ボルドーの監督を辞任することを発表。同年7月、フランス代表監督に就任した。