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12月16日、今日は【ポケモンショック(1997)】
更新 : 2011/12/26 18:06
今日は【テレビアニメ『ポケットモンスター』を見ていた人々がけいれんなどの症状を起こす(ポケモンショック)(1997(平成9)年)】です。
ポケモンショックとは、1997(平成9)年12月16日にテレビ東京および系列局(TXN)で放送されたテレビアニメ『ポケットモンスター』(ポケモン)の視聴者が光過敏性発作などを起こした事件である。事件の影響でポケモンの放送がしばらく休止されたが、このことが逆にポケモンの知名度上昇に拍車をかけることにもなった。
発端となったのは、1997(平成9)年12月16日にテレビ東京系列で放送されたテレビアニメ『ポケットモンスター』第38話「でんのうせんしポリゴン」の後半あたりの映像であった。
この回の内容は主人公・サトシたちがコンピュータ内で起きている事件を解決するためにコンピュータ内部に入り込むというものであった。この回ではコンピュータの世界を表現するため、パカパカを始めとするストロボやフラッシングなどの激しい点滅を25箇所にわたって1秒間以上連続して使用しており、特に番組後半はこれらが連続して使用された。特に顕著だったのが、ピカチュウの技「10まんボルト」がワクチンソフトのミサイルに当たった場面である。視聴率は関東地区で16.5%、関西地区で10.4%で各局の同時ネットにより、345万人の視聴者(4-12歳)が見ていたと推定されている。
この回の放送直後、放送を見ていた視聴者の一部が体調不良を訴え、病院に搬送された。病院に搬送された患者の多くは児童であった。テレビ東京が最終的に把握した視聴者は約750人になり、そのうち135人が入院した。患者の症状は主に発作様症状、眼・視覚系症状、不定愁訴、不快気分、頭痛や吐き気などであった。原因は上記の激しい光の点滅を断続的に見たことにより、光過敏性発作が引き起こされたためとされる。
第一報を伝えたのは午後9時台の『NHKニュース9』であった。翌日以降は新聞やワイドショーなど、マスコミで大きく報じられた。事件後しばらく、ゲームを含めたポケモン全体に対する根拠のないバッシングが行われた。しかし、各放送局の調査で自社のアニメも同じような危険性をはらんでいることが判明し、次第に収まっていった。
事件後、4月8日に、NHKと民放連は光の点滅などを規定したガイドラインを発表。4月11日午後1時00分-午後2時00分に「アニメポケットモンスター問題検証報告」がテレビ東京系6局で放送された。