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SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE ホテルシーモアのお知らせ・ブログ
1月4日、今日は【ブリティッシュ作戦開始】
更新 : 2012/1/5 17:43
今日は【スペースコロニー・サイド2のひとつが、軌道を外れて地球へ落下を始める。「ブリティッシュ作戦」開始される(U.C.0079年)】です。
ブリティッシュ作戦とは、一年戦争冒頭の宇宙世紀0079年1月4日、ジオン公国軍により発動されたコロニー落とし。その目的は地球連邦軍総司令部ジャブローの破壊である。発案者は、ギレン派で知られるエギーユ・デラーズ大佐(当時)であったと言われている。連邦側に立ちジオン公国に敵対したサイド2の8バンチコロニー アイランド・イフィッシュ を作戦に供すべく、シーマ・ガラハウ麾下の部隊がコロニーに毒ガスを注入して2000万人の住民を虐殺した上で核パルスエンジンを装着し、ジャブローに落下させる軌道に投入したが、連邦軍艦隊の艦砲射撃や地上からの核ミサイル攻撃をうけて損傷し大気圏突入の約40分後に崩壊した。
崩壊したコロニーの前端部分はオーストラリアのシドニーを直撃、厚さ10kmの地殻を貫通し造山運動を促してマグニチュード9.5の大地震を発生させた。『機動戦士ガンダム』のアニメの冒頭や一部ゲーム作品[6]などのムービーで描かれているシーンはこの落着の瞬間である。その破壊力はヒロシマ型原爆約300万発分とも、6万メガトン級とも言われ、後にシドニー湾とも呼ばれる最大直径500kmの巨大なクレーターを穿ち、オーストラリア大陸の16%を消滅させた。
崩壊したコロニーの残りの部分の3分の1は太平洋上、3分の2は北米大陸にそれぞれ落着した。また、崩壊に際して飛び散った大量の破片は地球全域に降り注いだ他、落着の2次被害として衝撃波や津波、気象変動などが発生して、人的被害は23億人に及んだ。以後も、長年にわたって地球全体に多大な悪影響を及ぼし続けた他、地球の自転速度が1時間当たり1.2秒速められたという。
ブリティッシュ作戦自体は当初の目的を達成できずに失敗となったが、地球規模の多大な被害を起こしたことから、後に結ばれる南極条約では「大質量兵器の使用禁止」という条項が盛り込まれている。
最初の放映時には単にコロニーを落下させたと語られ、ブリティッシュ作戦という作戦名と上記の詳細な設定は1981(昭和56)年のムック『ガンダムセンチュリー』に初出の非公式設定であった。後に『機動戦士ガンダム0083』の劇中で語られたことで公式の設定となった。