今日は【エミール・ヘスキー、誕生日(1978(昭和53)年)】です。

エミール・ヘスキー(Emile William Ivanhoe Heskey)とは、イングランド・レスター出身の元同国代表サッカー選手。ポジションはFW。1994(平成6)年に故郷のクラブチームであるレスター・シティに入団。2000(平成12)年にリバプールへ移籍するとマイケル・オーウェンとの連係でともに成長し、2000-2001シーズンにはUEFAカップ制覇を始めとする5冠を獲得。

大柄な体格だが繊細なテクニックも持ち合わせ、ポストプレーからパサーまでこなす驚異的なプレーヤー。決して自身のゴール数は多くないが、コンビを組むFWに得点を挙げさせる事に長ける。生まれ持ったサッカーセンスで左ウイングも難無く務め上げ、精度のいいクロスを幾度となく供給する。

その才能は早くから注目を集め、地元レスター・シティの下部組織で育ったエミール・ヘスキーは1994-1995シーズン3月8日のクイーンズ・パーク・レンジャーズ戦にて弱冠17才のプレミアデビューを果たす。同時にイングランド代表のユースとしても素晴らしいプレーを見せ、1999-2000シーズン途中にリバプールに引き抜かれる。移籍後はジェラール･ウリエ監督の下、無駄に動き回る癖を徹底的に修復し、ゴール前でどっしりと構える頼もしいCFへと成長を遂げた。ボールを持ってからの瞬発力は驚異的でいてボールコントロールにも優れ、更にポストプレーにも底知れぬ力を秘めた元イングランド代表ストライカー、当時のリバプール・トリオの1人でもある。

ヘスキーの代表デビューは1999(平成11)年4月28日ハンガリー戦。2000(平成12)年の欧州選手権ではメンバーに選出され2試合に出場したが無得点に終わりチームもグループリーグ敗退を屈した。しかし2002年ワールド杯では全5試合に出場しベスト8進出に貢献、新潟で開催された決勝トーナメント1回戦にてワールド杯自身初得点を挙げている。代表通算43試合5得点。