今日は【ニクラス・ベントナー、誕生日(1988)】です。

ニクラス・ベントナー(Nicklas Bendtner)とは、デンマーク、コペンハーゲン出身の同国代表、プレミアリーグのサンダーランドAFC所属のサッカー選手。ポジションはフォワード。

193cmという恵まれた体格を持ちながらも豊富な運動量を持つ。ゴールを決めるストライカーというよりも組み立てに参加するタイプのフォワードである。流れの中ではそれ程目立たないが、セットプレーでは驚異的とも言える程打点の高いヘディングシュートをしばしば決める。

アーセナル史上最高のストライカーと名高いティエリ・アンリをして「ロビン・ファン・ペルシー、エマニュエル・アデバヨールと共に次代のクラブの主軸を担う選手だ」と言わしめている。イタリアの名将、マルチェロ・リッピからも「ズラタン・イブラヒモビッチを越える逸材」と絶賛され、若手選手として最高の評価を受けている。

FCコペンハーゲンのユースチームで頭角を表し、2004(平成16)年からはイングランドプレミアリーグの強豪アーセナルFCへ移籍。2006(平成18)年から2年間バーミンガム・シティへとレンタル移籍しリーグ戦12ゴールと活躍する。2007-2008シーズンからはアーセナルへ復帰。エドゥアルド・ダ・シルヴァやロビン・ファン・ペルシーの負傷離脱もあり存在感を示すこととなった。続く2008-2009シーズンはやや伸び悩んだかに見えたが、最終的にはシーズン9ゴールを記録した。2009-2010シーズンは6ゴールに留まりファンペルシーの穴を埋めきれず、2010-2011シーズンはファンペルシーの好調と新加入のマルアーヌ・シャマフの存在があり出場機会の確保すら儘ならず、2ゴールに留まった。2011-2012シーズンより出場機会を求めてサンダーランドAFCにレンタル移籍した。

代表では2004(平成16)年には、デンマークU-17代表で15試合に出場し6得点。デンマークU-17代表のプレイヤー・オブ・ザ・イヤーとなる。

2006(平成18)年8月16日のポーランド戦でA代表デビューを果たし、その試合で初ゴールもマーク。2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選では3得点を挙げ、デンマークの1位通過に貢献。2010 FIFAワールドカップ本戦では、グループリーグ第2戦のカメルーン戦で同点ゴールを挙げ、デンマークの勝利に貢献した。