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SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE ホテルシーモアのお知らせ・ブログ
2月5日、今日は【ノー・レジ袋の日】
更新 : 2012/2/8 22:41
毎月5日は【ノー・レジ袋の日】です。
由来は、スーパーマーケットの業界団体である日本チェーンストア協会が2002(平成14)年10月に、ゴミ減量のために買物袋(マイバッグ)の持参を呼びかけるために制定。【レジ袋ゼロデー】ともいう。
レジ袋(レジぶくろ)とは、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の小売店において、購入した持ち帰り商品を入れるためにレジで渡されるポリオレフィン等の材質で作られた袋を指す通称(正式名称ではない)。買物袋の一種。
近年、環境問題を重視する観点から、ポリエチレン製レジ袋を削減しようとする動きが活発化している。販売店によっては袋を有料化したり、トートバッグを持っての買物を推進するマイバッグ運動が行われたりしている。環境の観点とは別に、販売店にとって無料のレジ袋の利用頻度が減ることで備品コストが削減出来るほか、買い物袋用のマイバッグ販売を新たなビジネスチャンスと出来るなどの利点もある。
ポリエチレンの原料であるエチレンは、日本で製造されるもののほとんどが石油精製によってできるナフサである。2007(平成19)年実績で日本のエチレンの生産は773.9万トンであるのに対し、内需574.1万トン、輸出199.6万トンであり、日本はエチレンの輸出国である。
一部に「レジ袋は石油の残りかすから作るので削減は意味がない」という主張があるが誤りであり、エチレンは化学工業的に非常に有用な原料であり、決して「余り物」ではない。レジ袋削減によってその分のエチレンを他の用途に活用することが可能である。
しかし、レジ袋を廃止したことにより万引き被害が増加するなどの負の面も目立っている。
欧州各国は環境に対する意識の高さから、2000年代前半に大部分の国で有料化されているほか、ずば抜けて使用量の多かったイタリアでは、2011(平成23)年1月から生分解性プラスチックのものを除き、その使用が全国で全面的に禁止された。
アジアでは、韓国と台湾が法律で有料化としている。中国では2008(平成20)年6月1日より有料化され、2009(平成21)年6月1日に発表された調査結果ではレジ袋消費量が平均で66%減少、実数でレジ袋400億枚近くを節約との効果が挙げられている。香港では2009(平成21)年7月7日より有料化された。アメリカでは、2000年代中盤より各州にてレジ袋配布禁止の動きが広がっている。