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3月13日、今日は【新選組の日】
更新 : 2012/3/13 1:47
今日は【新選組の日】です。
由来は、1863(文久3)年の今日(旧暦)、京都の壬生に屯所を置いていた近藤勇などの新選組の前身「壬生浪士組」に、会津藩主で京都守護職の松平容保ら会津藩公用方から「会津藩御預り」とする連絡が入り新選組が正式に発足したことから、新選組にゆかりの東京都日野市観光協会が制定した日。
新選組(しんせんぐみ)とは、江戸時代末期に、京都において反幕府勢力を取り締まる警察活動に従事したのち、旧幕府軍の一員として戊辰戦争を戦った治安部隊・軍事組織である。
幕末の京都は政治の中心地となり、諸藩から尊王攘夷・倒幕運動の過激派志士が集まり、治安が悪化した。従来から京都の治安維持にあたっていた京都所司代と京都町奉行だけでは防ぎきれないと判断した幕府は、最高治安機関として京都守護職を新設し、会津藩主の松平容保を就任させた。その配下で治安維持にあたった臨時警察部隊が新選組である。同様の部隊に京都見廻組があった。ただし、新選組は浪士(町人、農民身分を含む)で構成された「会津藩預かり」という非正規部隊であり、京都見廻組は幕臣(旗本、御家人)で構成された正規部隊であった。
隊員数は、前身である壬生浪士組24名から発足し、新選組の全盛時には200名を超えた。任務は、京都で活動する不逞浪士や倒幕志士の捜索・捕縛、担当地域の巡察・警備、反乱の鎮圧などであった。その一方で、商家から強引に資金を提供させたり、隊規(局中法度)違反者を次々に粛清するなど凄惨な内部抗争を繰り返した。
1867(慶応3)年6月に幕臣に取り立てられ、翌年に戊辰戦争が始まると、旧幕府軍に従って戦い、敗戦に伴い散り散りになり、解散した。
明治政府が新選組と敵対していた倒幕派たちによって樹立された経緯もあり、近年まで史学的に研究されることがほとんどなく、現在における人気は明治時代からの講談や、後述する数々の小説・映画・ドラマなどフィクション作品の影響が大きい。漫画やアニメ、ゲームにもなり、老若男女から高い注目を集め、隊士の墓参りをするファンも多い。