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SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE ホテルシーモアのお知らせ・ブログ
3月21日、今日は【催眠術の日】
更新 : 2012/3/21 17:14
今日は【催眠術の日】です。
由来は、催眠術をかける時のかけ声「3、2、1」から。
催眠術(さいみんじゅつ)とは、暗示を受けやすい変性意識状態に導く技術(催眠法)を指す。
人間の意識は9割を占める非論理的な潜在意識と、覚醒時に論理的に思考する顕在意識とで構成されているが、催眠とは、意識レベルを批判能力を除外する潜在意識レベルに誘導することであるといえる。
身近にある催眠現象自己暗示としては、学生時代に苦手科目に悩まされる経験は誰にでもある。きっかけは、たまたま数学の小テストで赤点を取った、数学の先生を嫌いになったなどたわいもない事象ではあるが、これを契機に「自分は数学に弱い」というマイナスの自己暗示を掛け続けてしまう。その結果、理性的な顕在意識でいくら数学を頑張っても、潜在意識でプログラムされた「数学嫌い」がより強固に働き、挫折してしまうのである。潜在意識の力は強固であり、例えば、出題箇所のヤマが当たるか否か、といった直感にまで影響を及ぼし、前述の「数学嫌い」を悪循環をもって固定化してしまう。
催眠状態といえば特別な状態に聞こえるが、電車の中でうたた寝をしている状態に近く、誰しもが入る事の出来る現象である。催眠状態では意識が狭窄しているので、外界からの刺激や他の概念が意識から締め出され一つの事象が意識を占領することによって、暗示のままに動かされる。この暗示によって様々な幻覚が作り出されてくる。また、潜在意識に働きかけて対人恐怖症やアガリ症等を治療する。上述の数学嫌いと同様に、たわいもない事象がきっかけでこれらの症状が発症することが多いからである。
催眠を医療に用いる試みもアメリカでは積極的に行なわれているが、日本では積極的な医療機関は限られている。一般的には、まず薬物療法など、他の治療法を十分に試みた上で、適用可否の判断を含めて、訓練を受けた専門家により行われるべきである、とアメリカではされている。
俗にいう催眠商法は、催眠と呼称されているが舞台催眠的な方法で物を買わせるのではなく、始めに一つの部屋に大勢の人が入れられ、早いもの順に競わせるようにして品物をただ同然であげると言い、そして最後にその条件反射を利用して安い布団などを高値で買わせるといった心理学全体の技術を応用した詐欺である。