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4月18日、今日は【発明の日】
更新 : 2012/4/18 11:28
今日は【発明の日】です。
由来は、1885(明治18)年の今日、現在の特許法のもととなる「専売特許条例」が公布されたのを記念して、発明協会が1954(昭和29)年に制定された。特許庁によると、年間数十万件の特許、実用新案の出願があるが、実際に許可されるのは20%ほどとか。
発明(はつめい)とは、従来みられなかった新規な物や方法を考え出すことである。作られた新規なもの自体を指すこともあり、新規なものを作る行為自体をさすこともある。既存のモデルや観念から派生する発明もあれば、まったく独自に考案される発明もあり、後者は大きな飛躍を生む。社会の風習や慣習の革新も一種の発明である。当業者にとって新規性と進歩性が認められる発明は、特許を取得することで法的に守ることができる。
人類はその歴史上さまざまな道具を作り、自然法則を発見し、またそれらを組み合わせてさらに有用な機械、器具や材料・素材などを作り出すことで、総体として生活を豊かにしてきた。そうした新しい発明品や工夫はしばしば発明・考案者や発明品の製造者・供給者に富みをもたらす一方、発明の内容が明らかになった場合、それを模倣することによって漁夫の利を占めるものが現れる場合もある。しかし、模倣をおそれて有益な発明を一部の者だけの秘密にすることにより、社会的には損失を招くおそれもあった。そのため、近代では社会に有用な発明をなした場合、それを公開することと引き換えに、発明を使用あるいは他の者に使用させたりする独占的な権利を発明者に与えることによって、発明者個人(あるいは法人)と社会の利益とのバランスをとるような制度が確立している。
発明の歴史は「人と裁判と金の歴史」といわれる。発明者が誰なのかをめぐり争いがあり、開発費・特許料で莫大なお金が動くからである。また、発明に至るまでには先人による「技術の連続性」と他者による「同時進行の開発」が避けられず、結果として複数の発明者といえる人が存在する。
発明が成功するかどうかはリスクがあり、支援や出資を得るには困難を伴う。発明家を支援する補助金制度や支援制度、あるいはインキュベーターと呼ばれる支援者がいて、必要な技能やリソースを提供することもある。発明を世に出して成功するには、一種の情熱と企業家としての才能が必要である。