今日は【総務の日】です。

由来は、1963(昭和38)年の今日、日本で唯一の総務専門誌『月刊総務』が発売されたことから、経営のサポート役からコンサルティング役へとその役割を変えている企業の総務部門。その価値を問い直し、さらに「総務」を盛り立てていこうと『月刊総務』を発行する株式会社ナナ・コーポレート・コミュニケーションが制定。

総務とは、社員が働きやすい環境を整えて、業務に支障がでないようサポートする仕事。設備品の購入やオフィスの建物管理、福利厚生制度の整備、社内制度の改善・推進、会社主催のイベント運営等を行う。どの部署にも属さない総合的な仕事を一手に引き受けるため、『会社の便利屋』などとも言われる。

総務の仕事の守備範囲は非常に広い。
【主な仕事】
[1]備品・機器の手配／文具、机、収納棚、PC、書籍など会社で事業活動をするといろんな備品や機器が必要となる。こうした物品を手配し、さらに出費をできるだけ抑えるのが総務の仕事のひとつ。そのために現在の物品リストを見直して他からの転用が可能かを考えたり、新たに手配する場合は購入・リース・レンタルかを用途や予算をもとに確認・決定する。

[2]福利厚生制度の整備／サークル活動、メンタルヘルス、寮、余暇施設等の福利厚生制度を予算や社員の希望を考慮し、整える。

[3]オフィス建物の管理／オフィス賃貸・売買契約、オフィス清掃も総務が手配する。またオフィスの用途変更に伴うリニューアル工事の手配、オフィス移転の際は最適な運搬業者を決定し、移転までの業務スケジュールも作成する。

[4]防犯・防災対策／個人情報保護法や情報漏洩の防止、犯罪抑止のための警備体制強化・防犯グッズの準備等を行います。また、大規模災害や強毒性の伝染病が発生したとき等の非常事態でのマニュアルも策定する。

[5]社内環境の整備／省エネ、分煙、残業時間の削減、クールビズ・ウォームビズ等の社内環境の整備も行う。

[6]社内イベント、地域交流の運営／株主総会や社員総会、地域交流イベントへの参加促進、社内関係者の冠婚葬祭の対応も担当する。

[7](会社の規模によっては)給与計算や社会保険などの手続きも担当する。