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6月13日、今日は【宮本武蔵、誕生日(1645)】
更新 : 2012/6/15 0:02
今日は【宮本武蔵、誕生日(1645(正保2)年)】です。
宮本武蔵(みやもとむさし)とは、新免武蔵藤原玄信のことであり、江戸時代初期の剣豪。兵法者であり、また書画でも優れた作品を残している。
二刀を用いることで有名な二天一流兵法の祖。水墨画家・工芸家としても知られる。名字は宮本、または新免、通称は武蔵(いわゆる百官名)、本姓は藤原、諱は玄信(はるのぶ)である。幼名は辨助(べんのすけ、弁助、弁之助とも)、号は二天、また二天道楽。著書「五輪書」の中では新免武蔵守 藤原玄信を名乗っている。
寛永17(1640)年、熊本城主細川忠利に客分として招かれ熊本に移る。7人扶持18石に合力米300石が支給され、熊本城東部に隣接する千葉城に屋敷が与えられ破格の待遇で迎えられる。
寛永20(1643)年、熊本市近郊の金峰山にある岩戸の霊巌洞で「五輪書」の執筆を始める。また、亡くなる数日前には「自誓書」とも称される「獨行道」とともに「五輪書」を兵法の弟子寺尾孫之允に与えている。正保2年5月19日(1645年6月13日)、千葉城の屋敷で亡くなる。
「五輪書」は、武蔵が晩年に至って、終生の思いをうち込んで書き残したもので、武蔵の創始にかかる二天一流の中核的理論を示したものといえる。「五輪書」は、仏説の地水火風空の五大にとって五巻きに著わしたものである。
第一の「地の巻」においては、兵法の総論、二天一流の基盤を説いている。
第二の「水の巻」においては、二天一流の太刀筋を述べている。
すなわち身なりのこと、太刀の持ち方、足つかいなど,この流儀を具体的に説いている。
第三の「火の巻」においては、勝負のことを具体的に述べている。すなわち場所の取り方、先手のこと、景気を知ることなど、太刀そのものの用法のほかに智力を用いて戦う平常心の保持を心理的に、力学的に理解しやすいように説いている。
第四の「風の巻」においては、他流の兵法について述べている。すなわち他流の特徴を比較し、学び、自己の修養に資し、二天一流の本質をくり返し語り、自己の発展、完成をはかるべきであると説いている。
第五の「空の巻」においては、動中に静を、静中に動をさぐり、人間本然の心に反発することなく、渾然一体となり、天と地とも人融合すべきであると述べている。すなわち自由自在、とらわれることのない融通無碍にして公明正大な心境に己の道は開けると説いている。