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SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE ホテルシーモアのお知らせ・ブログ
7月1日、今日は【ウォークマンの日】
更新 : 2012/7/1 2:25
今日は【ウォークマンの日】です。
由来は、1979(昭和54)年の今日、ソニーが携帯式ヘッドホンステレオ「ウォークマン」の第1号を発売。定価は33000円。
ウォークマン(WALKMAN)とは、ソニーが発売した携帯型ステレオカセットプレーヤー及び音楽性能を強化したソニー・エリクソン製携帯電話の名称であり、現在ではソニー製ポータブルオーディオプレーヤーの総称となっている。場所を選ばず、いつでもどこでも音楽を聴くことのできる製品は画期的で、世界的な大ヒットとなった。それ故に「ウォークマン(WALKMAN)」は永らくポータブルオーディオの世界的代名詞であった。
カセットテープタイプの初代ウォークマンの開発を言い出したのは、当時会長であり、創業者の一人でもあった、盛田昭夫であった。開発のきっかけは、当時名誉会長であった井深大が機内できれいな音で音楽が聴けるモノを作って欲しいと、当時オーディオ事業部長であった大曾根幸三に依頼するところから始まる。大曾根は周りにあったテープレコーダー、ステレオプレスマンを改造したヘッドホンステレオによるプロトタイプを井深に渡したところ、その性能に驚いた井深が、直ぐに盛田に聴かせ、その可能性に気がついた盛田は商品化を命じることになる。
当時社内から、録音機能の無いテープレコーダーは絶対に売れないと反発されたが、それを押し切り開発を続行、思いのほか音質が良いと感じたと言う。実際の開発は黒木靖夫のデザインコーディネイトのもと大曾根部隊のエンジニアによって行われた。のちに黒木靖夫はウォークマン開発の功績によりソニー取締役になった。
黒木は2007(平成19)年7月に癌のためにこの世を去り、多くの経済紙などが「ミスターウォークマン」の訃報を取り上げた。ウォークマン発売後もさまざまな商品を世に送り出し、近年ではワールドカップサッカーのフーリガン対策に開発された「透明な盾」のデザインなども行っていた。また、自身が開発したウォークマンを脅かす存在の、iPodに対しても高い評価を与えていたと言う。ソニーに対する思い入れは強く「ソニーは本当にダメになった」などと近年の失速を嘆いていたと言う。