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  • 7月2日、今日は【たわしの日】

    更新 : 2012/7/2 19:35

    今日は【たわしの日】です。

    由来は、1915(大正4)年の今日、西尾商店(現 亀の子束子西尾商店)の西尾正左衛門が「亀の子束子」の特許を取得したことから。食器炊事器洗浄、浴室洗面所備付、家具什器洗拭、農事諸工業用と婦人雑誌に広告を出し、たちまち全国に普及。

    たわし(束子)とは、洗浄のために用いる繊維を固めたブラシに似た道具のことである。繊維の部分を対象物にこすり付けることで汚れを落とす。当初はシュロの繊維が使用されていたが、大正末期から昭和初期にかけて原料としてのシュロが不足し始めたため、より安価なヤシの繊維(パーム)が用いられるようになった。棒状のたわしを卵円形に曲げて固定したものは、一般的には亀の子束子(亀の子たわし)と呼ばれることが多い。しかし、この名称は日本においては株式会社亀の子束子西尾商店の登録商標(第393339号など)である。

    古くは藁や縄を丸めたものが洗浄に用いられていた。明治時代の中ごろ、文京区小石川の少年、西尾正左衛門が、醤油屋に奉公していたとき、樽の掃除に使えるものを考えて、母親が作っていた靴拭きマットにヒントを得て考案した。靴拭きマットは従来の縄でできたものとは違い、シュロを針金で巻いた構造であった。しかし、すでに特許が取られていたこと、すぐに毛先がつぶれて効果がなくなることが問題であった。そこで、マットに用いていたシュロを針金で巻いたものを丸めて、亀の子束子と命名し洗浄用に売り出したところ、大ヒット商品となったとされる。その後、シュロより固い繊維である椰子の実の繊維を用いた、より耐久性の高い亀の子束子の製造を西尾が始めて現在に至る。

    キクロン株式会社など、国内たわしメーカーの多くは和歌山県海南市に本社や拠点を置いている。弘法大師が唐の国からシュロの種子を持ち帰り、高野山へ至る野上谷地域にシュロを植えたのが同市のシュロ産業の始まりという言い伝えがある。そのシュロ産業は、現在ではスポンジたわしやブラシなどの合成繊維素材へとシフトしている。家庭日用品産業の日本最大の集積地。1913(大正2)年にはたわしなどのシュロ製品を運搬するために野上電気鉄道が設立されたほど、当時のシュロ製品の取り扱い量は多かった。現在、純国産のシュロを使用したたわしを製造・販売しているのは同市内の高田耕造商店のみ。

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