宿番号:348385
SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE ホテルシーモアのお知らせ・ブログ
11月27日、今日は【ツナの日】
更新 : 2014/11/30 16:17
毎月27日は【ツナの日】です。
由来は、「ツ[2]ナ[7]」の語呂合わせから、まぐろ料理店等で実施。
ツナ(tuna)とは、スズキ目・サバ科・マグロ族(Thunnini)に分類される魚の総称。5属・14-15種が含まれる。「マグロ」と訳され通用しているが、学術的にはカツオ等を含む広い範囲を指す。
プレジャーボートの中で、特にトローリング用のスポーツフィッシャーマン(タイプ)のものには、デッキハウス(上部船室)の上に、遠くまで見渡せる操船席をもつやぐらを備えるものが多い。このやぐらは当初は「フライブリッジ」と呼ばれていたが、今では例え獲物がマグロ属ではなく「Billfish (ビルフィッシュ:カジキの意)」であっても、「ツナタワー」と呼ばれている。
ツナは、本来は生魚・魚肉の区別なく使う語だが、日本ではマグロの油漬け缶詰について言うことが多い。日本で販売されているツナ缶の原材料は、主にビンナガマグロ、キハダマグロである。なお、米軍統治の歴史の長かった沖縄県では「トゥーナ」と発音されることが一般的である。
ちなみに、ツナと混同されやすいのが、シーチキン。シーチキンとは、静岡市清水区に本拠を置く水産加工品製造販売のはごろもフーズが製造する『「ツナ」の「油漬け」又は「水煮」の缶詰』の商品名(登録商標日本第529904号ほか)である。名前の由来は、味が鶏肉のささみに似ていることからである。
マグロ油漬け缶詰は1903(明治36)年にアメリカで発明され、たちまち人気商品となった。日本でも各地の水産試験場において研究が進められたが、なかなか高品質の製品を送り出すには至らずにいた。1929(昭和4)年に静岡県の水産試験場が開発した製品が、日本におけるマグロ油漬け缶詰の最初の成功例である。静岡水試により試験製造されたマグロ油漬け缶詰は、「富士丸ブランド」のラベルを貼り付けられてアメリカに輸出された。静岡水試は各地の缶詰業者にマグロ油漬け缶詰の製品化を提唱し、それにまっ先に名乗りを上げたのが清水食品である。清水食品は翌1930(昭和5)年に、9,800箱にものぼるマグロ油漬け缶詰を対米輸出した。この成功を受け、1931(昭和6)年にははごろもフーズの前身である後藤缶詰も製造を始めた。終戦後、後藤缶詰はこの缶詰の供給先をいち早く輸出から国内向けに転向させたこともあり、シーチキンの商品名は日本国内においてマグロ油漬けの代名詞的になるまでに広まった。