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三朝薬師の湯 万翆楼のお知らせ・ブログ
カ、カラス天狗様がご降臨じゃぁー!大山の伝説。
更新 : 2014/5/22 8:54
カラス天狗が建てられている仁王堂公園に行ってきました。
以前から大山のふもとに大きなカラス天狗がいることは知っていましたが、
訪れるのは初めてでした。
公園の遊具では子供たちが遊びまわり、その奥にそびえる
「からす天狗」の像は、凛々しく建っています。
大山カラス天狗の伝説は、、こちら↓面白いので読んでみてくださいね♪
むかし、伯耆(ほうき)の国の大智大権現をまつる大山は、恐ろしい神が住んでいるという評判で、
夜はもとより、昼でも申の刻を過ぎると、修行僧でも山を下るという深山であった。
その大山のふもとに若者宿があって、村の若者たちが集まっては酒を飲んだりしていた。
その日も、8人ばかりの若者が酒をくみかわしており、その中に村一番の暴れん坊で力自慢の大蔵がいた。
若者たちは、酒を飲むほどに他愛の無い自慢話に打ち興じていたが、大山の烏天狗が悪さをするという話が出たのを
きっかけに、若者の一人が大蔵に言った。
「お前は日頃から、力自慢をしておるが、こんな時雨の宵に、大山の社に1人で行く度胸があるかや。
お社には天狗が出るっちゅう話だけど、それでもええかや」
半ばからかい気味の言い方に、大蔵はむっとして、
「あたぼうよ。雨が降ろうと、矢が降ろうと、何ぼでも上がるわい。
天狗の1匹や2匹は、張り倒して、ひねりつぶしてやるわッ」
大山寺からお山の奥の宮にたどる道は、雪どけ水の流れが道になった急坂である。
大蔵は山道に四苦八苦しながらも、天狗や妖怪に会わずに宮の社前まで来た。
「おれの度胸に天狗どんも肝を冷やいたもんかのう。ちょっと気抜けがするわい」
とつぶやきながら賽銭箱に手をかけた、まさにその時、一陣の大風が吹いたと思うと、賽銭箱の両横から、
大きな腕がニョキニョキと伸びて、大蔵の体を宙につり上げた。
大蔵はびっくりして気を失ったが、その間、大蔵の体は大山寺の空を越え、日本海の上を北へ向かい、やがて
隠岐島上空に来て、由緒ある神社の境内に落とされた。
・・・・
この続きがありますが、文字数制限で掲載できませんでした。
気になる方は「大山 カラス天狗伝説」でご検索ください(*^_^*)
予約/大西
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