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信州民話の橋【登波離橋】
更新 : 2020/10/22 14:18
安曇野市周辺には民話となっている場所がいくつかあります。
今回はその中の一つである池田町の“登波離橋”(とはりばし)に足を運んでみました。
ここの民話はこうです。
白駒城主「樋口行時」は鎌倉時代中期の人で、正妻は「ふじ」といい、別に妾妻「きよ」がおりました。 きよ は ふじ を亡き者にしようと企て花見の会を催し、その際に橋から ふじ を落とそうと狙っておりました。計画を察した ふじ は きよ の着物と自分の着物を10針縫い合わせておきました。宴が終わった帰りに きよ は ふじ を橋から突き落としますが、着物縫い付けられていたため 自身も谷底に落ちてしまいます。それ以降、この谷では一身二頭の蛇が現れ、1本の根に2本の幹を持つ松が生えるようになったと言われます。この為、登波離橋は十針橋とも書きます。
現在の橋は昭和51年に新設されたものになります。
この日は曇っておりましたが、橋から見える景色は絶景です。
橋の横にはやはり幹のわかれた松が生えておりました。
これからの季節、松が多いですが広葉樹も生えていますので紅葉も楽しめるかもしれません。
晴れの日にまた行ってみようと思います。
当館から車で約30分でむかうことができます。