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休暇村リトリート安曇野ホテルのお知らせ・ブログ
白くて綺麗なお花「リョウブ」
更新 : 2023/7/24 17:29
皆様こんにちは!
いつも休暇村リトリート安曇野ホテルスタッフブログをご愛読いただき誠にありがとうございます。
いきなりですが皆様は「リョウブ」というお花をご存知でしょうか?
リョウブは樹高3m〜10m程になるリョウブ科の落葉性です。日本では6月〜8月頃に開花します!リョウブの幹は根元から分岐して株立ち状になり樹皮は表面が剥離して、茶褐色で滑らかになるので、「サルスベリ」と呼ぶ地方もあります。
リョウブの葉は互生(ゴセイ)する単葉で、枝先に集まり、長さ5cm〜15cm、幅4cm〜10cm程の倒卵形で先端は短く尖り、縁には細かい鋸歯(きょし)があります。裏面には細かな毛があり白っぽく見えます。
リョウブの芽吹いてすぐの若菜は「木の芽」と呼ばれ、アク抜きしたものを御飯と一緒に炊き込んで「令法飯(リョウブメシ)」を作ったりするそうです!昔は、若葉を乾燥させて飢饉の際の救荒食物として貯蔵されたと言われています。ほかには、団子に混ぜて食べたり天婦羅にして食べられています!
リョウブはの材は緻密で堅くて美しい木材ですが、大きな板が取れないため材木としてはあまり流通しませんが、稀にろくろ細工や床柱、器具、薪炭材として使われているそうです。
当館の陽だまりデッキにて、皆様をお出迎えするかのように綺麗に咲いています!
お越しの際は是非見つけてみてはいかがでしょうか!